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勝てばCL圏内3位浮上も…マンUは終了間際の痛恨すぎる失点でドロー

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マンチェスター・Uは痛恨のドローに終わった

[7.13 プレミアリーグ第35節 マンチェスター・U 2-2 サウサンプトン]

 プレミアリーグは13日に第35節を行い、マンチェスター・ユナイテッドサウサンプトンと対戦し、2-2でドロー。後半アディショナルタイムに痛恨の失点を食らい、勝ち点3をもらい損ねた。

 好調を維持するユナイテッドは直近4試合連続で3得点以上を奪い、4連勝中。怒涛の追い上げでUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場圏4位以内に近づいていた。勝ち点58のユナイテッドは試合前の時点で、3位チェルシー(勝ち点60)、4位レスター・シティ(勝ち点59)とは僅差。この試合で勝利をすれば、3位浮上となるはずだった。

 しかし、ユナイテッドは前半12分に失点。一瞬のミスからショートカウンターを浴び、MFスチュアート・アームストロングにゴールを決められてしまう。だが嫌なムードも、絶好調のユナイテッドはすかさず追いついていく。

 前半20分、ユナイテッドは中盤のMFポール・ポグバがPA内に浮き球パス。FWアントニー・マルシャルがPA中央で収め、体勢を崩しながら出した横パスから、FWマーカス・ラッシュフォードが押し込み、同点に追いついた。さらにその3分後、MFブルーノ・フェルナンデスのパスを受けたマルシャルが左サイドからカットイン。PA内に入り込み、右足を振り抜くと、ゴールネットに逆転弾を突き刺した。

 前半を2-1で折り返したユナイテッドは、後半18分にポグバに代えてMFフレッジを投入。同30分には負傷したDFルーク・ショーに代わり、DFブランドン・ウィリアムスが出場した。試合は膠着状態のまま、後半アディショナルタイムに突入。すると、ユナイテッドに思わぬ展開がやってくる。

 終了間際のラストプレーで、サウサンプトンは左CKを得ると、MFジェームズ・ワード・プラウズが蹴り上げる。ゴール前のFWマイケル・オバフェミが体を張りながらゴールに押し込み、劇的同点弾とした。

 一瞬の隙を突かれたユナイテッドは痛恨の失点。試合はそのまま2-2で痛み分けに終わり、勝ち点2を逃す形となった。第35節終了時点で3位浮上を逃し、3位チェルシー(勝ち点60)、4位レスター(勝ち点59/得失点差+29)に次いで、勝ち点59の得失点差+26で欧州CL圏外の5位のままとなっている。

 残り3試合となったリーグ戦で、ユナイテッドは16日に次節・クリスタル・パレス戦を迎える。

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