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フランクフルトが鎌田大地の売却を考慮する金額は?ドイツ紙、主力組4人の価格を推定

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 フランクフルトは、日本代表MF鎌田大地を含む主力組の選手たちに対する獲得オファーが届けば、今夏にも売却を検討するという。ドイツ紙『ビルト』が報じている。

 フランクフルトのボルフガンブ・シュトイビング監査役会長は先日、コロナ禍の影響による来シーズンの大幅の収入減に言及し、場合によっては絶対的な存在のセルビア代表MFフィリップ・コスティッチやドイツ代表GKでもあるケビン・トラップの売却も考えなければいけないと示唆。コスティッチに関しては、「誰かが3000万ユーロ(約36億円)を支払うのであれば、話として受け止めるだろう」と具体的な条件も明かしていた。

 それを受け、『ビルト』はフランクフルトには少なくとも損失を和らげる5000万ユーロ(約60億円)の“バッファー”があると報道。記事によれば、年俸が500万ユーロ(約6億円)とチーム最高のトラップは700万ユーロ(約8億4000万円)程度、パリSGからの興味が伝えられるU-21フランス代表DFのエバン・ヌディカは1300万ユーロ(約15億6000万円)の移籍金でクラブは売却を「考えるだろう」と予想した。

 さらに今季「ブレイクを果たしたドリブラー」鎌田について、「クラブは契約延長を望んでいるが、日本人選手はそれへのサインをためらっている」と指摘。続けて、「この1年で彼の市場価値は450万ユーロから1200万ユーロ(transfermarkt.deの数字)と3倍近くの額に跳ね上がった。彼に興味を持つ者はその金額を提示する必要がある。少なくともだ」とも伝えている。

 上記のメンバーでは、トラップはフランクフルトとの契約が2024年まで、コスティッチとヌディカは2023年まで、そして鎌田は2021年までとなっている。なお、鎌田に関してはここ数日間、契約延長の交渉が難航していると複数メディアが報じていた。

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