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吉田への反則アピールで警告受けたアジア生まれのサンプドリア守護神「鼓舞するつもりで」

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サンプドリアのGKエミル・アウデーロとDF吉田麻也

 サンプドリアのGKエミル・アウデーロが、12日のウディネーゼ戦終了後、インタビューに応じて試合を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。

 日本代表DF吉田麻也が所属するサンプドリアは12日、セリエA第32節においてウディネーゼと敵地ウディネで対戦。37分にFWケヴィン・ラザーニャに先制点を奪われウディネーゼのリードを許したが、バイシクルシュートでスーパーゴールを決めたFWフェデリコ・ボナッツォーリらの活躍で逆転に成功し、3-1と勝利を収めた。サンプドリアこれで暫定14位へと浮上。降格圏の18位レッチェとの差を6ポイントに広げた。

 23歳の守護神アウデーロは、チームにとって貴重な3ポイントを獲得したことを喜んだ。「勝つことは重要だった。特にアウェーで不利な状況の中、順位表において非常に重要な3ポイントになった。チームは生き生きとしている。最後まで戦い続けたい」と述べている。

 インドネシア人の父を持ち、インドネシア生まれの守護神は、ウディネーゼの先制点の直前に吉田に対するラザーニャのファウルがあった主張。審判に粘り強く抗議を行った結果、イエローカードを提示された。アウデーロは自身の行為を謝罪しつつ、チームのためであったことを明かした。

「警告については謝りたい。行き過ぎた行動だったかもしれない。しかし今はあらゆることにおいて、歯を食いしばり、死に物狂いでしがみついていかなければならない。チームにクオリティはあるが、今日のような試合では闘争心も必要になる。あの場面において、もっと頑張らなければならないというメッセージを発信し、チームメートを鼓舞するためでもあった」

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