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絶好調アタランタ指揮官、ブレシアとのダービーに特別な思い「コロナの苦しみを共有した」

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アタランタジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督

 アタランタの指揮官ジャン・ピエロ・ガスペリーニが13日、クラブ公式メディアを通じ、ブレシア戦に向けた意気込みなどを語った。

 セリエAにおいて1月末から12戦無敗の快進撃を続ける4位アタランタ。6月のリーグ再開後は、上位チームが相次いで敗れる中、6戦5勝1分と好調ぶりを見せ、首位ユベントスとの差は9ポイント、インテルやラツィオとはわずか1ポイント差に迫っている。

 そんな中アタランタは、セリエA第33節においてブレシアとのダービーに臨む。アタランタの拠点ベルガモと隣り合うブレシアは、いずれも3月に新型コロナウイルス感染拡大の中心地となり、多数の犠牲者が出るなど甚大な被害に見舞われた。アタランタ指揮官ガスペリーニは、次戦に対する特別な思いを明かしつつ、意気込みを語った。

「ブレシアとは、すべてが未知数のダービーになる。しかしスポーツにおけるライバル意識は別として、どちらもコロナウイルスの被害に見舞われて苦しみを共有し、お互いの距離が近づいたように思う。相手チームのモチベーションは非常に高いようだが、我々も3ポイントを獲得してナポリを切り離さなければならない。そうすればチャンピオンズリーグに向けてより良い準備ができる」

 続いてガスペリーニは、試合終盤に土壇場でPKを献上し、2-2のドローに持ち込まれた前節のユベントス戦を振り返った。

「パフォーマンスについては苦い思いなどない。しかしもはや『勝った』と思っていたときに、2度目のPKから失点してしまったのは残念だ。スクデットを獲得し続けているチームに対し、自信を持って落ち着いてプレーし、技術も見せることができたのは良かった」

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