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クロップも口あんぐり…ミスから2失点のリバプール、アーセナルに逆転負け

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アーセナルリバプールに逆転勝利

[7.15 プレミアリーグ第36節 アーセナル 2-1 リバプール]

 プレミアリーグは15日、第36節を開催し、アーセナルとFW南野拓実が所属するリバプールが対戦。前半20分にリバプールが先制するも、同32分と同44分にゴールを奪ったアーセナルが2-1の逆転勝利を収めた。ベンチスタートとなった南野は後半16分から出場したが得点には絡めなかった。

 前半12分にはアーセナルがヒヤリとする場面。バックパスを受けたGKエミリアノ・マルティネスが前方を確認してボールを蹴り出すが、プレッシャーをかけたFWロベルト・フィルミーノにブロックされる。ボールはゴール方向に向かったものの、ポストを叩いて失点を免れた。

 しかし、前半20分にリバプールが先制に成功する。フィルミーノのパスからPA内に侵入したDFアンドリュー・ロバートソンが折り返すと、走り込んだFWサディオ・マネが滑り込みながら右足で合わせてネットに突き刺し、スコアを1-0とした。

 先制を許したアーセナルだったが、前半32分に前線からプレッシャーをかけたFWリース・ネルソンがDFフィルヒル・ファン・ダイクのパスミスを誘うと、ボールを拾ったFWアレクサンドル・ラカゼットがGKアリソン・ベッカーまで抜いて無人のゴールに流し込み、試合を振り出しに戻す。さらに同44分にはアリソンのキックミスをカットしたラカゼットのラストパスをネルソンが冷静に流し込み、アーセナルが逆転に成功した。思わぬミスからの失点にベンチのユルゲン・クロップ監督も口をあんぐりさせるしかなかった。

 2-1とアーセナルがリードしたまま後半を迎えると、後半12分にアーセナルは3枚替えを行い、FWピエール・エメリク・オーバメヤン、MFジョゼフ・ウィロック、MFダニ・セバジョスをピッチへと送り込む。同16分にはリバプールベンチが動き、南野とMFナビ・ケイタを同時に投入した。

 フィルミーノに代わって3トップの中央に入った南野は投入直後の後半18分、縦パスを呼び込んで左足シュートを放つがゴールマウスを捉え切れず。同22分にはファン・ダイクのパスが相手に当たってゴール前の南野の足下に転がってくるが、相手選手に寄せられてフィニッシュまで持ち込むことはできなかった。

 その後も猛攻をかけたリバプールに同点ゴールは生まれず。逃げ切ったアーセナルが2-1の逆転勝利を収めた。残り3試合に全勝すれば勝ち点を「102」としてプレミアリーグの最多勝ち点記録を更新する可能性のあったリバプールだったが、残り2試合に勝利しても勝ち点は「99」までしか伸びず。17-18シーズンにマンチェスター・Cが記録した勝ち点「100」を更新する可能性は消滅した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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