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「VARはビッグクラブをひいきする」恩恵受けるマンU戦前にランパードが主張

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フランク・ランパード監督が持論を展開

 チェルシーフランク・ランパード監督がビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)への持論を展開した。

 今季からプレミアリーグで採用されたVAR。ワールドカップやチャンピオンズリーグ、他国のリーグ戦で確かな評価を得てイングランドに上陸した最新テクノロジーだが、数センチのオフサイドや微妙なハンドを取って、ゴールを取り消したり、PKを与えたりと、運用方法に疑問の声が相次いでいる。

 16日のマンチェスター・ユナイテッド対クリスタル・パレスでは、ビクター・リンデロフのウィルフリード・ザハへのやや厳しいPA内でのチャージが流され、ジョーダン・アイェウのゴールが数センチのオフサイドであったとしてVARのレビューにより取り消されていた。

 2月のユナイテッド戦では、クルト・ズマのゴールがVARで取り消され、ハリー・マグワイアの報復ともとれる蹴りが見逃されるなど、苦言を呈していたチェルシーのランパード監督は、19日のFAカップ準決勝前の会見で「プレッシャーやファンの影響により、判定はビッグクラブをひいきすると言われてきた」と話し、VARへについて口を開いた。

「しかし、近年ではそのようなことはない。VARはチームをひいきするためではなく、正しい判定をするために導入された。それでも、VARには常に人の手が加わり、彼らが最終的な判断を下している。最近起きた不可解なものは、とても、とても明白で、明らかな間違った判定で、レビューされることも、判定が覆ることもなかった木曜(16日)の夜に起きたことだ」

「いくつかの起きたことは奇妙だ。VARの判定には冷静さが求められると信じたい。いくつかのものは不利に働くかもしれないし、そうはならないかもしれない。しかし、マンチェスター・ユナイテッドに関しては、彼らに有利に働いている場面があるように見える」

 ランパード監督は、先日のユナイテッド対アストン・ビラ戦で起きたブルーノ・フェルナンデスの物議を醸したPK奪取の場面にも苦言を呈していた。

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