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「ストライカーとして得点が必要だと感じていた」3戦沈黙のオルンガ2G!

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FWオルンガは得点ランキングトップに並ぶ4ゴール目

[7.18 J1第5節 柏3-2湘南 三協F柏]

 柏レイソルサポーターが待ち望んだ、エースストライカーのゴールが生まれた。チームはリーグ再開後3連敗中。それと同調するように精彩を欠いていたFWオルンガだったが、開幕節以来となる得点を挙げた。

 まずは前半19分、MF神谷優太の左CKは一度湘南DFに弾かれたが、再び神谷の元にこぼれると、ファーサイドへと狙いすましたクロス。オルンガはDFの背後から飛び込んでヘディングで合わせると、GK富居大樹に当たりながらもゴールに吸い込まれた。「PAの中でポジションをとりながら、ボールが流れたときに相手より先に動いて点をとることができた」。オルンガの今季3点目で均衡は破れた。

 そして前半終了間際、MF仲間隼斗がドリブルで突っ掛けるとMF石原広教に倒されてPKを獲得する。「ストライカーとして得点が必要だと感じていた」というオルンガは自らボールをひろってペナルティスポットに立つと、GKの逆をついて左足で蹴り込んだ。「しばらく得点から遠ざかっていたので、チームメイトが私に蹴らせてくれたことに感謝」とオルンガ。さらに、「監督がチャンスを与えてくれたおかげで点をとることができた」と想いを並べた。

 3連敗を喫し、「変化が求められていた」と感じていたネルシーニョ監督は、前節・川崎F戦(●1-3)から先発6選手を入れ替え、これまで出場機会が限られていた選手を多数起用して湘南戦に臨んだ。その中で、全試合先発しているオルンガが2ゴール、初先発のMF仲間隼斗が1ゴールを挙げ、2失点してしまったものの、攻守で既存の戦力と新戦力が噛み合った。

「もう少し点が取れていたと思いますけど、勝利で終えられたことが一番大きかった」と勝ち点3をよろこんだ指揮官。2月22日の開幕節以来5か月ぶりの白星をサポーターと分かち合った。

(取材・文 奥山典幸)
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