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横浜FCは5失点も下平監督「内容はポジティブ」斉藤光毅は強気なドリブルで奮闘

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アグレッシブに仕掛けたFW斉藤光毅

[7.18 J1第5節 横浜FC1-5川崎F ニッパツ]

 横浜FC下平隆宏監督は「結果だけ見るとネガティブですが、内容はポジティブが多く得られた。全体としては前に進めるゲーム」と前を向いた。終わってみれば5失点の完敗だったが、最終ラインからつないでポゼッションを高め、後半立ち上がりには1-1に追い付いた。

 0-1で迎えた後半14分。左サイドからMF瀬古樹がクロスを配給し、ファーサイドのDF星キョーワァンが頭で折り返すと、こぼれ球に反応したMF松尾佑介が左足シュート。DF田代真一に当たったボールはコースが変わり、ゴール右隅に突き刺さった。しかし、交代策で勢いを増した川崎Fに次の一点を与えると、ゴールを畳み掛けられた。

 今週、U-19代表候補練習でも存在感を放ったFW斉藤光毅は4試合連続先発。FW一美和成と2トップのコンビを組み、J1の舞台でも存在感を放っている。この日はDF谷口彰悟ら経験豊富な守備陣に抑えられながらも、首位川崎Fを相手に強気なドリブルを繰り返した。

 試合終了間際にも切れ味は衰えず、後半44分、左サイドを仕掛けた斉藤はマークを振り切ってカットイン。するするとドリブルで抜き去り、右足シュートを放てば、後半アディショナルタイムにもロングボールに抜け出し、縦に仕掛けて再びフィニッシュに持ち込んだ。

「基本的にまだまだだなという感想ですが、個の部分では少しだけやれた部分もあった」。そう謙虚に振り返った18歳は「こうやってJ1の舞台で戦うことで、毎試合課題と向き合える。そこの楽しさがあるし、成長できる実感を感じられるので、ポジティブにやっていけたら」と意欲をにじませた。

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