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“ロッカー崩壊”の柴崎デポル、19歳MF「3部降格は履歴書の大きな汚点に…」

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デポルティボのMFビクトル・モジェホ

 MF柴崎岳が所属するデポルティボは20日、スペイン2部リーグ残留をかけてフエンラブラダと対戦する。スペイン紙『マルカ』によると、アトレティコ・マドリーから期限付き移籍中のMFビクトル・モジェホ(19)は試合前取材に「降格は履歴書の大きな汚点となる」と述べ、自身のためにもクラブの残留が必要だと強調している。

 デポルティボは現在スペイン2部B(実質3部)降格圏内の19位。17〜18位との勝ち点差は1に迫っているが、自力での残留はできない状況となっている。それでもモジェホは「奇跡は必要としない。フエンラブラダに勝利すれば、自分たちを救える大きな可能性がある。最終節に勝てないチームはある」と希望を語る。

 もしクラブが降格しても、期限付き移籍でやってきたモジェホには帰る場所がある。しかしながら、チームの結果は自身の貢献度に対する評価にも関わる。モジェホは「プロとしての最初の年に降格するのは自分たちの履歴書の大きな汚点となる。まだデポルが降格を避けるための選択肢はある」と語り、降格から救うことに集中する姿勢を示した。

 現在3連敗中のチームはフェルナンド・バスケス監督のベンチ入り停止処分が続いており、MFエムレ・コラクが練習参加を拒否するなど、トラブルが相次いでいる。「ロッカールームは崩壊している」。そう明かした19歳だが「キャプテンが励ましてくれるし、いまは最終戦に集中している。精神的に強くなり、勝ち点3を取らなければならない」と意気込む。

 何より19試合勝ちなしで最下位に沈んでいた昨年末の惨状を振り返ると、残留のチャンスがある現状ですら前向きに見えてくるようだ。「デポルティボは決して諦めない。自分たちを救済するチャンスがあるというのは12月には考えられなかったんだ」。19歳にして6ゴール4アシストという結果を残す背番号11は最後の一戦に全力を注ぐ。

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