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安部所属バルセロナB、来季2部参戦へPO初戦突破! あと2勝で昇格決定

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キャプテンのMFモンチュ

 FW安部裕葵が所属するバルセロナBが19日、スペイン2部昇格プレーオフの第1戦でバジャドリー・プロメサスを3-2で破り、最終ラウンド進出を決めた。安部は負傷のためメンバー外だったが、チームは来季の2部リーグ昇格に一歩前進した。

 バルセロナBは前半3分、FWコンラド・デ・ラ・フエンテのゴールで先制すると、同9分に失点したが、後半12分にMFモンチュ、同37分にコンラドが得点。終了間際にセットプレーから1点を返されるも、リードを最後まで守り切った。

 この日はトップチームのリーグ戦最終節が行われていたため、MFリキ・プッチ、FWアンス・ファティ、FWロナルド・アラウホら主力陣が招集外。さらにFWアレックス・コジャードや安部ら負傷者も相次いでおり、欠員多数の中で臨んでいた。

 それでも主将を務めたモンチュを中心に打ち合いを制し、緊張の初戦を突破。最終ラウンドの組み合わせは20日に決定する。

◆レギュレーションは?
 2部昇格プレーオフは、全国4地域制の2部B(実質3部)から2部に昇格する4チームを選ぶための最終決戦。新型コロナウイルスの感染拡大により、2部Bはリーグ戦を完了できなかったが、中断前の順位を元に出場チームが決められた。

 プレーオフには4地区の1〜4位の合計16チームが参戦。首位4チームのトーナメントと、2〜4位の下位トーナメントは別々に行われ、リーグ2位だったバルセロナBは後者に参戦している。

 首位トーナメントは抽選で決まったチーム同士が一発勝負を行い、勝利した2チームはその時点で2部昇格が決まる。18日の第1戦では、カステジョンをPK戦で沈めたログローニュが史上初の2部昇格を決定。19日にはカルタジェナとアトレティコ・バレアレスが対戦している。また首位トーナメントで敗れた2チームは最終ラウンドに回る。

 下位トーナメントは4地区の2位対4位、3位同士の対戦で行われ、勝ち抜いた6チームが最終ラウンドに進出する。最終ラウンドは8チーム制のトーナメントで実施。事前抽選された組み合わせを元に一発勝負で戦い、2連勝した2チームのみが来季2部リーグに昇格する。

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