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3部降格危機の柴崎デポルティボ、最終節が直前で延期に! 相手チーム12人がコロナ感染判明

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MF柴崎岳所属のデポルティボは最終節がまさかの延期に

 スペイン2部リーグは20日、最終第42節を各地で行う予定だったが、MF柴崎岳所属のデポルティボフエンラブラダの一戦がキックオフ直前に延期となった。スペイン紙『マルカ』によると、フエンラブラダの選手7人とコーチングスタッフ5人から新型コロナウイルスの陽性反応が確認されたためだという。

 スペイン2部リーグの最終節は当初、昇格争いや残留争いに関係する試合は現地時間20日午後9時に一斉にキックオフする予定だった。ところがキックオフ約2時間前になり、フエンラブラダの選手ら7人の陽性が判明。これを受けてリーグ側が協議を行い、キックオフ約45分前にデポルティボ対フエンラブラダ戦のみ延期が決まった。

 もっとも最終節を控えた順位表では、デポルティボが自動降格圏内の19位、フエンラブラダがプレーオフ圏内6位に立っており、一斉開催が崩れたことで公平性に問題が生じている。たとえば他会場で18位のルーゴと19位のアルバセテが敗れた場合、デポルティボ対フエンラブラダは意図的な引き分けでも両者の目的を達成できる可能性がある。

 8位から逆転での残留を狙うラージョはこの決定を受け、公式サイトで「粗悪な競争に対して深い怒りを表現したい」と声明を発表。「この非常に深刻な損害に直面し、われわれは利益を守るためにあらゆる法的措置を講ずるつもりだ。この決定を受け入れるつもりはない」と抗議の姿勢を示している。

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