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前代未聞の降格劇に怒り…柴崎所属デポルティボの指揮官「選手を守るためだと言いながら…」

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不満を訴えたフェルナンド・バスケス監督

 デポルティボを率いるフェルナンド・バスケス監督が、試合をせずに2部B(実質3部)降格が決まったことについて不満を訴えた。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。

 MF柴崎岳の所属する19位デポルティボは20日、自力での残留の可能性がない中で最終節フエンラブラダ戦に臨む予定だった。しかし、相手選手7人に新型コロナウイルスの陽性反応が出たことで、キックオフ直前に同試合のみの延期が決定。残留を争っていたアルバセテとルーゴがいずれも勝利を収めたため、デポルティボの降格圏内19位以下が確定した。

 バスケス監督は「我々は非常にダメージを受けていると感じている。これは不純物だ」と今回の決定を非難している。

「ルーゴとアルバセテは、我々のスコアのプレッシャーを受けることなく、アドバンテージを持ってプレーしている。仮に我々が5分でリードしていたら、それがアルバセテのゲームに影響しないといえるだろうか?」

「エルチェがプレーしていることも理解できない。(新型コロナウイルスの)検査結果は3、4日かかることがある。(エルチェは)2、3日前にフエンラブラダと対戦していた」

 指揮官はデポルティボの試合だけを延期とした措置は正当性を欠くと主張。「リーガ、連盟、CSD(スペインスポーツ局)からの通知を理解することはできない。選手を守るためだと言っているが、エルチェは試合を行っている。それは虚だ」と述べた。

 また、クラブは同日に公式サイト上で試合延期に関する声明を発表。不利益を被ったとして、法的処置も検討していると表明した。

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