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柴崎所属デポルティボの会長、試合延期での2部B降格を認めず「私たちは降格していない」

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デポルティボに所属するMF柴崎岳

 MF柴崎岳の所属するデポルティボのフェルナンド・ビダル会長が、同クラブのラ・リーガ2部B(3部相当)降格に異論を唱えている。

 20日に行われたラ・リーガ最終節で、デポルティボはホームでフエンラブラダと対戦する予定だったが、フエンラブラダの選手7人に新型コロナウイルスの陽性反応が出たため延期に。この一戦以外の昇格と降格が懸かった試合は予定通りに一斉開催となり、デポルティボは戦わずして2部B降格が決定している。

 デポルティボ対フエンラブラダだけが開催延期という決定には公正性が欠けていると、各方面から批判が殺到しているが、デポルティボ自体も憤りを隠せない。ビダル会長は、次のように語っている。

「驚いたのは、そのほかの試合が開催され、私たちの試合だけが延期となったことだ。それはスペインフットボール連盟とラ・リーガの深刻な過ちだ。まさに雑な仕事としか言いようがない。全試合が同じ時間に開催されなくてはならないし、完全なる規則違反だよ。今日は本当に奇妙な日となった。大会に不純物が混和してしまったんだよ」

「この問題をどう解決するべきか? もう一度、最終節を開催しなければならない。それ以外の選択肢はないんだ。完全にイレギュラーなことが起きてしまった」

 ビダル会長はまた、現時点では「デポルティボが2部Bに降格していない」ことを主張し、「より権威のある機関にまで訴える」覚悟も示した。

 なお同会長が2部Bに降格していないと主張する理由には、今回の試合延期のほか、第40節エストレマドゥーラ戦(2-3)の件も存在する。デポルティボはエストレマドゥーラが本来起用できない選手を出場させたと訴えており、スペイン・スポーツ裁定審議会(TAD)が審議を行う予定となっている。

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