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ジェラード「スアレスは誰にも敬意を払わなかった」それでも感謝する理由は?

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FWルイス・スアレスについて語ったスティーブン・ジェラード

 レンジャーズスティーブン・ジェラード監督がリバプール時代のバルセロナFWルイス・スアレスを振り返り、「彼は誰に対しても敬意を払っていなかった」と明かした。スペイン『エル・エスパニョール』が伝えている。

 リバプールの元キャプテンはイギリス『BBC』のインタビューで「我々が契約したストライカーの多くは、ジェイミー・キャラガーのような選手をリスペクトしていたが、ルイス・スアレスはトレーニングでは誰に対しても敬意を払っていなかった」と告白。ただし「いい意味でね」と付け加え、チームメイトをリスペクトしていないと言った理由を次のように説明している。

「彼がリバプールのトッププレーヤーになることは、数日ですぐに分かった」

「彼はチームメイトに立ち向かい、彼らと格闘し、肘を上げていた。私は『これは普通のトレーニングでは見られないことだ』と思ったよ」

「普段は多くの尊敬の念を抱いているが、ルイスは(トレーニングで)いつでも誰かを粉砕し、DFを壁に吊るしてしまう」

 2011年1月にアヤックスからやってきたウルグアイ人FWの練習中の激しさは、リバプールでは見慣れない光景だったようだ。

 それでもジェラード氏は「彼の加入は我々を次のレベルに引き上げた。今まで一緒にプレーした中で最高の選手だ」と感謝と称賛の言葉を送った。

 スアレスはリバプールで約3年半を過ごし、公式戦通算133試合で82ゴール47アシストを記録。チームの優勝争いに貢献するなど、プレミアリーグで最も危険なストライカーの1人となり、2014年夏に8100万ユーロ(約100億円)でバルセロナに移籍した。

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