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「彼は残留を望んでいるが…」中島翔哉代理人が去就は“監督次第”と強調

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 ポルトに所属するMF中島翔哉の代理人は、将来が監督次第であることを強調した。

 新型コロナウイルスによる中断から5月半ばにチーム練習が再開されたが、妻が持病を抱える中島は感染リスクを懸念して、2日目以降合流を見送る。6月上旬にリーグ戦が再開するものの、自宅でトレーニングを続け、7月からオリバルのトレーニング場に姿を現すも、チームとは離れて別メニューのトレーニングを行っており、再開以降メンバー入りしていない。

 さらに、20日のモレイレンセ戦後に行われたリーグ優勝セレモニーではメンバーの中で唯一メダルを受け取っておらず、イケル・カシージャスの送別会にも欠席したと報じられるなど、日本代表MFは蚊帳の外に置かれた状態。セルジオ・コンセイソン監督は中島欠席の理由について「これは私が答えなければならない質問ではない」と主張していた。

 チームからの離脱が続く中島に対しては、去就問題に発展する可能性が指摘される。そんな中、ポルトガル『A Bola』は代理人を務めるテオ・リュウキ氏と接触を試みたようで、同代理人は「FCポルトはナカジマにメダルを渡すことになる。このことに関して何も問題はない」と話し、中島の将来について言及した。

「将来はいつだってコーチ次第だ。来シーズンにナカジマを頼りにするかしないかを彼が今後はっきりするはずだ。今のところ、FCポルトが彼を売るのか、それともキープするのかいかなる情報も得ていない。これはカップ戦決勝の後、今シーズン終了後にFCポルトが間違いなく決断することだ。ナカジマはリラックスしていて、ここに残ることを望んでいる。しかし、彼の望みだけで決まるわけではない」

 昨夏の移籍市場でアル・ドゥハイルからポルトに加入した中島は、10番を背負って公式戦28試合に出場し、1ゴール3アシストを記録。しかし、中断前最後の試合となった3月のリオ・アベ戦を最後にピッチに立っていない。

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