マンチェスター・ユナイテッドのメイソン・グリーンウッドがプレミアリーグ二桁得点を記録した。

　マンチェスター・Uは、22日に行われたプレミアリーグ第37節でウエスト・ハムと対戦。UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権獲得に向けて負けられないチームは、前半終了間際に先制点を奪われるも迎えた後半、51分にボックス内でグリーンウッドが見事なシュートを沈めて同点に。そのまま引き分けたが、今節の結果により3位に浮上した。

　チームを救った18歳のグリーンウッドは、ウェスト・ハム戦のゴールが今季プレミアリーグでの10得点目に。プレミアリーグで10ゴールを記録した10代選手は、2012-13シーズンのロメル・ルカク(当時WBA)以来で、イングランド出身の選手では2004-05シーズンのウェイン・ルーニー(当時マンチェスター・U)以降で初めてとなった。

　また、グリーンウッドは今季、公式戦で17ゴールを記録。マンチェスター・Uの歴史上、10代で17ゴールを記録したジョージ・ベスト(1965-66シーズン)、ブライアン・キッド(1967-68シーズン)、ルーニー(2004-05シーズン)といった名プレーヤーの最高記録に並んだ。マンチェスター・Uはプレミアリーグの最終節に加え、ヨーロッパリーグも勝ち残っており、グリーンウッドがこの記録の最多得点者になる可能性が高まっている。

　26日に行われる最終節で、勝ち点1差で5位のレスターと対戦するマンチェスター・U。CL出場権をかけた敵地での直接対決でも、グリーンウッドの活躍が期待されるところだ。

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