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「Foot! THURSDAY」でJFAアカデミー福島U-18の船越優蔵監督とMF三戸舜介主将に電話インタビュー

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JFAアカデミー福島U-18の船越優蔵監督(左、写真はU-17日本代表監督時)とMF三戸舜介主将

 J SPORTSの看板サッカー番組「Foot! THURSDAY」は、高円宮杯プレミアリーグ、インターハイ、高校選手権などの高校生年代の情報を紹介するプログラムだ。新型コロナウイルス感染拡大の影響でインターハイ、プレミアリーグが中止に。全国の多くの高校・ユースチームが活動を休止している中で「Foot! THURSDAY」は5月から、コメンテーター陣が各チームの指導者や選手に電話で現状や強さの秘訣などを尋ねている。

 7月23日OA(22時~22時30分)では、元日本代表DF名良橋晃と原大悟の両コメンテーターが、JFAアカデミー福島U-18船越優蔵監督とMF三戸舜介主将(3年)に電話インタビュー。船越監督はJFAアカデミー福島の仕組みや指導で大事にしていること、また恩師について、三戸はJFAアカデミー福島で成長した部分や昨年出場したU-17ワールドカップについて、また意識する選手などについて語っている。以下、船越監督、三戸のコメント抜粋。OAもチェックだ!!

●船越優蔵監督
名良橋「いろいろ聞いていきたいんですけど、JFAアカデミー福島は僕たちからすると謎が多いチームなんですよ。チームとしては活動してると思うんですけど どういった組織なんですか?」
船越「組織としましてはJFAの管轄のチームで、今は静岡県にありますけども、熊本の宇城にも男子のチームがありますし、四国の今治に女子、大阪の堺にも女子、福島にも女子という、分校じゃないですけど、そういうところで活動しています」

原「そこから選抜するというシステムでもないわけですよね?」
船越「そうですね。12才の時に選考会をしまして、それで選ばれた子達が、今、JFA福島に関しましては一学年16人を6年計画の下で指導しています」

名良橋「船越さんが指導者になろうとしたきっかけは何かあったんですか?」
船越「僕は元々指導者には現役の時から興味を持っていまして、ライセンスも選手時代に取っていましたし、やっぱり一生サッカーで飯を食っていこうという風にずっと考えていましたので、少しだけですけど指導者の勉強というのを現役の時から始めてまして、引退する時には、これしかないなと、指導者になりたいなというのが強かったですね」

原「船越さんが育成の中で大事にしていることっていうのはどんなことですか?」
船越「やはり自立させるっていうところですかね。よく言われる指示待ちな子供、選手に育てるんじゃなくて自分達で考えられる。ただ、野放しにするんじゃなくてしっかり提示をして判断してもらうっていうところを心掛けています」

名良橋「やはりこれは聞かなきゃいけないと思うんですけど、船越さんにとって(国見高時代の恩師である)小嶺(忠敏)先生の存在とは?」
船越「名前が出ただけでビクっとするんですけどー(笑)。本当に恩師ですし、その時代時代に沿った考え方はあると思うんでけど、先ほどもちょっとお話しました、絶対に外してはいけないものっていうのを高校時代に叩き込まれたなっていう。その中で昨年ですかね、一昨年ですかね、静岡の御殿場の方に小嶺先生がチームを連れて来られた時に、「おい、今の子供たちにどうやって教育すればいい?どうやって教えればいい?教えてくれ」って言われたんですけど、「いやいや、僕なんか教えられませんよ」って話してたんですけど、やっぱり小嶺先生みたいな存在の方でも時代の流れを常々勉強して、それにのっとってやっているっていうのはすごく勉強になりますし、いつまでも学ぼうとする姿勢っていうんですかね、そういうのは素晴らしいなって改めて尊敬しています。 尊敬しています」

●MF三戸舜介
名良橋「なぜJFAアカデミー福島に?」
三戸「たまたま僕の親がJFAアカデミー福島の特集をやっているのをテレビで見ていて、それで僕に挑戦してみないかって。僕も全国から集まってくる人たちと一緒にやってみたいというのもあって、親元からも離れたいというのもあって、それでそこに決めました」

名良橋「自身のプレーの強みは?」
三戸「背後への飛び出しとか、間で受けること、ゴールまでの仕掛けです」

原「そういうところはU-17ワールドカップでも通用しましたか? それともまだまだと感じました?」
三戸「通用した部分もあるんですけけど、まだまだ、世界は一つ一つの質が、クオリティがかなり高かったので、僕はまだ全然低いなって。パスとか、シュートをどこに打つとか、ドリブルの繊細なタッチとか、海外の選手はもっと質が高いなと思いました」

名良橋「今シーズンのキャプテンとして、チームをまとめるってことの難しさは?」
三戸「プレーとかで『もっとこうしたほうがいいよ』っていう伝え方がまだまだで。どう言えば相手にうまく伝わるのか悩んでいます」

原「最後に将来の目標をお願いします」
三戸「将来はまずはJ1で活躍して、その後スペインのバルセロナで、小さい頃から好きなので、そこでプレーすることです。あとは日本代表になってワールドカップに出ることです」

放送予定はJ SPORTS公式サイト(https://www.jsports.co.jp/football/foot/)でチェック!

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