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勝てば9連覇のユーベ、まさかの逆転負け…指揮官「勝ちに行ったことで秩序失った」

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マウリツィオ・サッリ監督は優勝お預けに

[7.23 セリエA第35節 ウディネーゼ2-1ユベントス]

 ユベントスは23日にセリエA第35節でウディネーゼに1-2で敗戦。今節の勝利で9連覇決定となるはずだったが、終了間際の失点でお預けとなった。

 マウリツィオ・サッリ監督は、後半7分で同点に追いつかれてからの展開に悔しさをにじませる。クラブ公式サイトによると、「何としても勝ちたかったので、同点となった後も私たちは秩序を失った」と前のめりになったことが逆転を許したと分析。「危険を冒し、アディショナルタイムに負けてしまった」と肩を落とした。

 リーグ再開から続く過密日程は集中力も鈍らせる。指揮官は「アグレッシブにプレーするとより疲労するので、今最も重要なのは秩序だ」と攻守のバランスを説く。「試合を通して秩序を保つのは難しく、今日のようにそれを失ってしまうこともある」と教訓として飲み込んでいる。

 3試合を残し、首位ユベントスと2位アタランタの勝ち点差は「6」。両者の対戦成績でユベントスは上回っているため、次節終了時に6差のままなら優勝が決定する。サッリ監督は「今はCLは考えていない。私の頭にあるのは、日曜日のサンプドリア戦だけだ。目の前のボールに集中し、カップ戦についてはその時が来たら考える」と次節だけに照準を合わせている。

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