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9名逮捕などコロナ禍関係なしに大騒ぎのリバプールファンへ…「失望している」とクラブが非難の声明

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3000人を超えるリバプールサポーターがアンフィールド周辺に集結

 リバプールは、警告を無視してプレミアリーグ優勝を祝福するサポーターを非難した。

 22日の本拠地アンフィールドでの今シーズンラストゲームとなったチェルシー戦の後、すでにプレミアリーグ優勝を決めるリバプールは30年ぶりとなるイングランド1部リーグの優勝トロフィーを掲げた。

 長年心待ちにして来た歓喜の瞬間が訪れたアンフィールドの外には、新型コロナウイルスによる懸念が続くなかで自宅待機が要請されるものの、地元警察の発表では3000人を超えるサポーターが集結。クラブの顔に泥を塗る行為と非難され、さらに9名のリバプールサポーターと思しき人物が逮捕されていた。

 この試合が行われる前から、地元自治体とともに大人数で集結することへの自粛を求めてきたリヴァプールは23日、業を煮やしてサポーターを非難する声明を発表。「各々の愛する人たちや依然としてパンデミックの危機に晒される街を守るために、昨夜にトロフィーを掲げたチームを自宅で祝福したサポーターに感謝を伝えたい」と綴り、一部サポーターの行為を非難した。

「しかし、我々は昨夜のアンフィールドの外で起きた光景や家で優勝を祝うアドバイスに従わなかったサポーターに失望している。以前から言っているように、安全なときに我々は優勝を祝うことができる。しかし、それまでは我々の街を守ることが最優先事項だ」

クラブがサポーターを非難するのは今回が初めてではなく、優勝が決まった7月上旬にも同様の声明を出していた。当時は大多数のサポーターがアンフィールド周辺や市街地に集結し、一部は暴徒化してロケット花火を宿敵エヴァートンのオフィスが入るビルに向けて発射するなどの愚行に及んでいた。

また、ユルゲン・クロップ監督は優勝セレモニー後に、イギリス『スカイスポーツ』で「リバプールサポーターにはパーティーの準備をしてもらいたい。祝福すべきは今じゃない。ウイルスがいなくなったら、改めて盛大に祝おうじゃないか」と自粛を求めていた。

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