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南野の振る舞いに韓国紙「自らを恥じたようだ」

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チームメイトと優勝を喜んだFW南野拓実

 リバプールのFW南野拓実が優勝セレモニーで見せた振る舞いに、韓国『マネートゥデイ』が注目している。「自らを恥たようだ。優勝セレモニーの時に一歩引いていた。仲間の計らいにより、優勝トロフィーを持って笑顔を見せた」。同メディアはこれを「リバプールの南野拓実の話だ」とし、「彼はキャプテンのジョーダン・ヘンダーソンのおかげで一緒に笑うことができた」とレポートしている。

 ユルゲン・クロップ監督体制5年目のリバプールは今季序盤から首位を独走し、2位マンチェスター・シティに大差をつけて優勝を果たした。7試合を残してのタイトル獲得はプレミアリーグ史上最速記録。クラブとして1部リーグ30年ぶり、プレミアリーグ移行後では初の優勝だ。

 チームは22日、本拠地アンフィールドで第37節チェルシー戦に臨み、5-3の快勝を飾った。ベンチスタートの南野は後半42分に投入され、今季9試合目の出場。試合後には優勝セレモニーが行われた。

 表彰台ではクラブOBで元指揮官のケニー・ダルグリッシュ氏が選手たちに優勝メダルを授与。そして会場の派手な演出とともに、キャプテンのヘンダーソンが優勝トロフィーを掲げた。その後、ピッチで選手やスタッフが横一列になって肩を組み、クラブソング『You'll Never Walk Alone』を大合唱。アンフィールドは歓喜と興奮に包まれた。

 南野は今冬にザルツブルクから加入し、リーグ戦9試合に出場(先発出場1試合)。優勝メダル授与の条件となる出場5試合を満たし、壇上でチームメイトと喜びを味わった。しかし、ステージの中央で選手たちが代わる代わるトロフィーを掲げる中、それには加わらず。気づいたヘンダーソンが南野の背中を優しく押し、トロフィーを持つように促す一幕があった。

 同メディアは、加入1年目の南野がリバプールの期待に応える活躍を見せられなかったことを指摘しつつ、「(南野は)自分でも知っていたのか、静かにしていた。これをヘンダーソンが発見した。キャプテンらしく南野を促し、トロフィーを持って笑うことができるようしてくれた。ようやく南野は笑顔を見せた」と一連のシーンを伝えている。

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