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名古屋DF宮原がコロナ陽性…直近2週間の行動履歴を確認したクラブ「感染リスクはどこにでも潜んでいると実感」

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名古屋がDF宮原和也の陽性反応を報告

 名古屋グランパスは25日、DF宮原和也に新型コロナウイルスの陽性反応が出たことが確認されたと発表した。チーム内での陽性者はFW金崎夢生、GKランゲラックに続いて3人目となる。

 クラブによると、宮原は24日の朝に38.0度の発熱および頭痛があり、PCR検査を実施したところ、陽性と判定されたという。直近2週間の行動履歴を確認しても、練習参加以外は基本的に自宅で生活し、必要な買い物などの外出は最低限にとどめていたとのこと。現在は平熱(36.8度)に戻っており、自宅で静養しながら体調回復に努めているようだ。

 なお、宮原のトレーニングや試合、遠征先での行動は全て保健所に報告済み。その結果、クラブ内に「濃厚接触者はいない」という判断になったとしている。本日25日のトレーニングでは、宮原が使用した場所の消毒作業を行った上で施設を使用し、明日26日には業者による消毒作業を予定。また、25日に選手およびスタッフ60名に対して急きょPCR検査を実施し、この検査結果は判明次第、公表すると説明した。

 クラブは今回の件を受け、公式サイト上で「クラブとしましては、これまで感染予防対策は徹底し、宮原選手自身も外出は生活に必要な最低限にとどめていた中での罹患となり、あらためて感染リスクはどこにでも潜んでいると強く実感しています。今後は、新型コロナウイルス感染症対策を強化し、選手、スタッフ、関係者全員に再度周知、徹底をはかってまいります」とコメントしている。

 宮原は2017年に広島から期限付き移籍し、2019年から完全移籍。今季はここまで公式戦の出場がなく、22日にアウェーで開催されたJ1第6節の大分戦(○3-0)で今季初のベンチ入りを果たしていた。

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