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今季初の無失点も連勝ストップ…東京V佐藤優平「決め切れていれば相手は回されて終わりだった」

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東京ヴェルディMF佐藤優平

[7.25 J2第7節 東京V0-0山形 味スタ]

 前半に訪れた絶好のチャンスを悔やむしかなかった。東京ヴェルディはJ2第7節の山形戦、約70%のボール支配率を保ったものの、5バックで引いて守る相手を崩せずスコアレスドロー。MF佐藤優平は「潮音のところで決めていれば試合は決まっていた」と振り返った。

 最初の絶好機が前半12分、見事なパスカットを見せたMF藤本寛也のスルーパスから生まれた。「カウンターの形も持っている」(佐藤)という狙っていた形からMF井上潮音が最終ラインをフリーで突破。ところが、GK櫛引政敏をかわして放った左足シュートは左ポストに直撃した。

「内容は悪くなかったんじゃないかと思う」。試合をそう総括した佐藤は「いつもこういう試合をしているので、だんだん慣れてきたけど、出だしで取れればよかった」と味方のシュートミスに悔い。「決め切れていれば相手は一生回されて終わりだったと思う」と語った。

 また永井秀樹監督は「非常に悔しい試合だったというのが感想」と開口一番。「引かれて守りを固められるのは想定していて、5枚の崩しは時間をかけて準備してきたつもりではあった」というが、「(連勝した)前の試合に加えると背後が少なくなったのは反省点」と悔やんだ。

 後半からはMF小池純輝、MF山下諒也を入れることで背後への意識は出てきたが、「(相手最終ラインの)5枚のどこの背後を取って行くかはもっとやれたと思う」と指摘。それでも今季初の無失点について「勝ち点3は取れなかったが、勝ち点を与えないのは長いリーグ戦を考えると大事なところ」と前向きに振り返った。

(取材・文 竹内達也)
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