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イブラヒモビッチは残留? 移籍予算は約124億円? ミランの移籍市場を伊記者が予想

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FWズラタン・イブラヒモビッチは残留か

 ステファノ・ピオリ監督との契約を延長したミランだが、今夏の移籍市場での動きも大きく変わることになりそうだ。

 来季からドイツ人指導者ラルフ・ラングニック氏を迎え、監督だけでなくスポーツダイレクターなど運営上の全権限を与えることを方針としていたミラン。7か月に以上にわたってプロジェクトを進めていたが、ピオリ率いるチームが9戦無敗(7勝2分)と好パフォーマンスを示し続けたことで事態は急転。21日にピオリ監督と2022年までの契約延長を発表している。

 移籍市場のスペシャリストであるファブリツィオ・ロマーノ氏は『Bleacher Report』に対し、「ラングニックの下で全く新しいことを始めようとしていたし、すでに獲得する選手や計画について話しも進めていた。だが、すべてが変わった」と言及。ピオリ監督の手腕を称賛しつつ、移籍市場にも大きな変更があると語った。

 特に1月加入後すぐさま大きなインパクトを発揮し、チームのリーダーとなった38歳のFWズラタン・イブラヒモビッチについては、「ラングニックだったら退団していただろう。だが、今では残る可能性もある」とし、「今のミランは“イブラのミラン”だ。シーズン最終節後には代理人ミノ・ライオラとの話し合いがあるだろう。残留となれば、トップストライカーと契約する必要はない。獲得するとしても大物ではないだろうね」と予想した。

 またロマーノ氏は、GKジャンルイジ・ドンナルンマの契約更新やFWアンテ・レビッチの買い取りを優先しつつ、主将DFアレッシオ・ロマニョーリとコンビを組むセンターバック、そして右サイドバックの補強に動くと語った。今夏は7500万ユーロ(約93億円)にFWスソのセビージャへの売却額2500万ユーロ(約31億円)を加え、約1億ユーロの予算を組んでいると見ているようだ。

 最後に「ユベントスに追いつくには最低でも2~3年必要。今後2年間の間でチャンピオンズリーグ出場を果たさなければならないし、適切な資金と選手があればそれも可能だと思う」と語っている。

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