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オルンガがハットの柏、3連勝飾る!仙台は5戦未勝利…

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7戦8発とゴールを量産しているFWオルンガ

[7.26 J1第7節 柏5-1仙台 三協F柏]

 柏レイソルがホームにベガルタ仙台を迎えた一戦は、FWオルンガのハットトリックなどで柏が大量5ゴールをマーク。3連勝を飾った。

 2連勝中の柏は、22日の前節・浦和戦(○4-0)の先発から1選手を入れ替え、MFヒシャルジソンに代わってMF三原雅俊を開幕節以来となるスタメンで起用。2戦連続得点中のFWオルンガが1トップに入った。

 前節・川崎Fに逆転で敗れた(●2-3)仙台は、GKを2試合ぶりに小畑裕馬に戻す。FW赤崎秀平を3試合ぶり、DF金正也を4試合ぶり、MF中原彰吾を今季初先発で起用した。
[スタメン&布陣はコチラ]

 対仙台は5年間勝ちなし(1分5敗)、ホームではリーグ優勝した2011年以来勝利がない柏。開始1分を満たないうちに相手ペナルティエリアすぐ外でFKを獲得すると、MF神谷優太が直接狙ったがクロスバーの上を越えていった。

 最初のピンチを脱すると、その後はサイドから攻撃を仕掛けていく仙台ペースで試合は進んでいく。6分には、自陣でボールを奪って右→左→右とボールを動かしていくと、DF蜂須賀孝治のクロスにFWアレクサンドレ・ゲデスが飛び込んだが、ヘディングシュートはわずかにゴールマウスを外れてしまう。

 さらに13分、左サイドからのクロスが流れたボールをFWジャーメイン良が拾うと、パスを受けたMF道渕諒平がタッチライン際からクロスを入れる。GK中村航輔が反応するもこぼれ球を拾った仙台がシュートチャンスをうかがい、柏が粘り強く対応。最後は道渕が押し込もうとするも、GK中村のセーブにあった。

 守勢にまわっていた柏だったが、カウンターからチャンスをつくる。20分、DF古賀太陽が相手からボールを奪うと、オルンガが相手を背負いながら落としたボールをMF江坂任がドリブルで持ち上がると、仙台DFラインの裏に斜めに走り込んだMF仲間隼斗に浮き球のスルーパス。仲間は倒れ込みながらもゴール左に流し込み、柏が先制に成功する。

 前半38分、プレー続行不能となった神谷に代わってFW瀬川祐輔への交代を余儀なくされるも、瀬川がいきなりプレーでみせる。40分、MF大谷秀和がDFラインの裏に出したボールを、瀬川がタッチラインギリギリのところから折り返すと、中央で待っていたのはオルンガ。3試合連続となるヘディング弾で柏がリードを2点に広げた。

 ハーフタイムに2枚替えを敢行した仙台。右サイドのジャーメインと蜂須賀を下げて、DF石原崇兆とFW西村拓真を送り、西村を右WG、石原を左SBに入れてDF柳貴博を右サイドに回した。

 すると4分、FW赤崎秀平が左サイドからクロスを入れると、柏DFがクリアをし損ねると、西村が押し込んで1点差につめよった。

 自陣で競り合いを制した江坂がマイボールにすると、オルンガにスルーパス。並走するDF吉野恭平をペナルティエリアでかわすと、右足で流し込んで13分には再び2点差に広げる。直後には瀬川のスルーパスに反応したオルンガがGK小畑に倒されてPKを獲得する。しかし、PKはGK小畑のセーブに阻まれてしまった。

 それでも柏は28分、裏に抜けた瀬川がキープし、仲間、中央のMF三原雅俊へとつなぐと、三原はペナルティエリア内のオルンガへ鋭いボールをつける。これをオルンガが流し入れてハットトリックを完成した。

 仙台はMF関口訓充、FW長沢駿と前線の選手を入れ替えて反撃を試みるが、GK中村を中心に柏はゴールを許さなかった。

 3点差を守る柏は、終了間際の41分には瀬川の今季初ゴールでダメ押し。2011年7月9日以来ホームで勝てていなかった仙台から勝ち点3を奪った。

 今季最多5失点を喫した仙台は、5戦勝ちなし(2分3敗)と苦しい状況が続いている。

(取材・文 奥山典幸)
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