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好調G大阪が4連勝で2位浮上! イニエスタが好パス連発も“神戸キラー”が勝利決定づける

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G大阪を率いる宮本恒靖監督

[7.26 J1第7節 神戸 0-2 G大阪 ノエスタ]

 J1第7節が26日に開催され、3位タイのガンバ大阪はアウェーで9位ヴィッセル神戸に2-0で勝利した。後半17分にFW小野裕二、同41分にFW宇佐美貴史がそれぞれゴール。2戦連続の無失点で4連勝を飾り、試合のなかった名古屋を抜いて暫定2位に浮上した。

 中3日の3連戦のラストとなったゲーム。両チームとも4戦負けなしと、好調を維持して“関西ダービー”を迎えた。神戸は前節・C大阪戦(△0-0)から4人の先発メンバーを変更。DF藤谷壮、MF佐々木大樹、FW小川慶治朗、そして今季初出場となるDFトーマス・フェルマーレンが起用された。対するG大阪は前節・広島戦(○1-0)から2人のみを入れ替え。MF矢島慎也と小野がそれぞれ2試合ぶりにスタメン復帰した。

 立ち上がりこそG大阪が宇佐美を中心に好機を作ったが、徐々に神戸がボールを保持して攻撃回数を増やしていく。前半40分にはDF酒井高徳のパスを受けたFW古橋亨梧がドリブルでPA内左に進入し、内側を向いて右足で巻いたシュート。しかし、ゴール右に飛んだボールはGK東口順昭にセーブされ、スコアレスで後半に折り返した。

 ハーフタイム明けの両チームの交代はなし。前半と同じく神戸がボールを握る中、G大阪は後半7分に右CKのチャンスを迎える。キッカーの宇佐美が右足で鋭いクロスを送ると、小野がヘディングシュート。だが、わずかにゴール左へ外れる。

 それでも小野は次のチャンスを仕留めた。後半17分、右サイドのDF高尾瑠が対角線上にグラウンダーのパス。FW渡邉千真と宇佐美がニアに走ってマークを引きつけ、PA内左で待っていた小野が右足で合わせる。やや当たり損ねとなったが、GK飯倉大樹のタイミングを外してゴール右に吸い込まれた。今季から完全移籍した小野は加入後初得点。大きな仕事を果たし、直後にMF倉田秋との交代でベンチに下がった。

 神戸は失点後、立て続けに交代カードを切って反撃を試みる。すると後半31分、MFアンドレス・イニエスタが1本のスルーパスで古橋の決定機を演出。しかし、古橋がPA内左から右足で放ったシュートはGK東口に触られ、枠を外れる。同39分にはイニエスタのスルーパスからFW小川慶治朗がPA内右に抜け出すも、折り返しは味方に合わない。

 G大阪が神戸に攻め込まれる中、チームを救ったのは“神戸キラー”だった。後半41分、宇佐美がPA手前やや左でパスを受けると、右足の速い振りから強烈なシュート。GK飯倉の手を弾いてゴール左に決まり、神戸との公式戦13得点目とした。今季リーグ戦では2試合ぶりとなる2ゴール目。これを置き土産に、同42分に交代で退いた。

 神戸にとっては第2節・広島戦(●0-3)以来の複数失点。0-2でタイムアップの笛を聞き、同試合以来となる5試合ぶりの敗戦を喫した。

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