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CL出場権獲得のマンUスールシャール監督「批判が強くしてくれる」

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笑顔を見せるオーレ・グンナー・スールシャール監督

 マンチェスター・ユナイテッドを率いるオーレ・グンナー・スールシャール監督は3位を死守し、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の出場権を獲得した喜びを語っている。『スカイスポーツ』が伝えた。

 26日、ユナイテッドはプレミアリーグ最終節レスター・シティ戦に臨み、後半26分にMFブルーノ・フェルナンデスのPKで先制すると、後半アディショナルタイムに追加点を奪って2-0の完封勝利。プレミア無敗記録「14」は2017年4月以来の最長記録となった。

 B・フェルナンデスが加入した今年1月にはレスターに勝ち点14差をつけられていたが、怒涛の猛追を見せ3位フィニッシュ。批判をはねのけ、自らのやり方を貫いたスールシャールはシーズン序盤の(低い)予想を見て奮起したのかと聞かれ、こう答えている。

「私はいつもそうやってきた。批判されても、それが自分のやっていることをより強くしてくれる。だからあまり褒めすぎないでほしいね。それで満足してしまうから。そうやって私はやってきたんだ」

「私は自分のやっていること、やってきたことを信じている。それぞれマネジメントについては異なる考え方を持っているが、私は私のやり方を貫くだけだ。それが自分にできる唯一の方法だからね。選手たちはそれを信頼してくれた。この仕事をしている以上、言うまでもなく『自分はこの職にふさわしくない』と言うつもりはない。自分のやっていることを信じてやるだけだ」

「スタッフや選手たちが偉業を達成してくれた。彼らは信じられないぐらいすばらしい。試合の前に全員と話をした。たとえ今日何が起きても、すばらしいシーズンを過ごしてきたことを誇りに思っていると伝えたよ。私たちはいま、自分たちの文化を築いている。彼らの努力にはとても満足しているし、誇りに思っている。準決勝で2度も負けているから、この試合に勝てたことはメンタル面でも大きな意味を持っている」

 また、指揮官はB・フェルナンデスの貢献度が高かったと認め、「彼の影響力は非常に大きかった」と称賛した。

「大きな影響力を持っているし、ゴール数でも貢献してくれた。だけど同時に、彼の熱意やメンタリティもチームの助けになっている。今日のブルーノは疲れていたかもしれないが、これまで多くの試合でプレーしていたから当然のことだ。彼は情熱をもってプレーする。あちこちで少し苦痛の声を上げる場面もあったし、ときには彼をピッチから出さなければならないこともあったかもしれないが、彼は立ち上がり、落ち着いてPKを決めてくれた」

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