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「すべて順調。期待通りだった」ノーゴールも見せ場作った南野拓実をクロップ称賛

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8試合ぶりに先発したFW南野拓実

 今季ラストマッチで先発を飾ったリバプールFW南野拓実について、地元紙『リバプール・エコー』は「タクミ・ミナミノの状況は変わった」とし、ユルゲン・クロップ監督のコメントを伝えている。

 26日に行われたプレミアリーグ最終節で、リバプールはニューカッスルに3-1と勝利。リーグ戦8試合ぶりの先発を飾った南野は、積極的な姿勢を見せながら、強烈なミドルなどで見せ場を作った。得点には絡めず64分に交代となったが、クロップ監督は高く評価しているようだ。

 試合後、25歳の日本代表FWについて問われた指揮官は「すべて順調だよ。全く問題ない」としつつ、適応には時間がかかると擁護した。

 「このチームに入ってすぐ、何事もなかったかのように向上させてくれることは誰にでもできるようなことじゃない」

「タキ(南野の愛称)はそのための完璧なマインドセットを持っている。彼は現時点で満足しているし、野心は大きなものだと信じている。もっと頻繁にプレーしたいと思っているだろうけど、時間が必要だ」

「このスカッド全員が時間を必要としていた。サディオ(マネ)やモー(サラー)にはプレシーズンがあった。でも、タキはなかったんだ。入ってきてすぐにプレーしなければならなかった。それが簡単にはいかなかった理由だ」

南野はリバプール加入後14試合に出場したが、ゴールもアシストもなくシーズンを終えた。それでも、クロップ監督は「全く失望なんてない。このチームに入るのはとても難しいもの」とし、ニューカッスル戦のプレーを称賛した。

「みんなはお互いによく知っているし、プレースタイルにも慣れている。特に前線の3人は、3年前から一緒だしね。それには時間がかかるものだし、タキにも時間がかかる」

「今日の彼は良かったよ。ライン間で本当に生き生きとしていたし、我々が期待したことをしてくれた。カウンタープレスの準備もね。良いことがたくさんあった。得点はできなかったけど、2度惜しいところまで行っていたしね」

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