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目標は再び“常勝・鹿島”へ、岩政「次は11冠」

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[12.1 J1最終節 鹿島 3-0 清水 カシマ]

 Jリーグクラブ史上初の10冠達成(リーグ優勝5回、天皇杯優勝2回、ナビスコ杯優勝3回)。鹿島のタイトル獲得は2002年度のナビスコ杯以来となった。FW柳沢やMF小笠原、MF本山ら当時を知るメンバーがいる一方、今シーズン33試合に出場したDF岩政大樹(25、04年度加入)、同31試合出場のDF内田篤人(19、06年度加入)らにとっては優勝は初体験となった。
 この日、前半開始早々に果敢な攻撃参加を図るなど、右サイドバックとして存在感を放ったU-22日本代表・内田は「今までサッカーやってきた中で優勝ってなかったのでうれしかった。タイトルとったひとりとして(チームの歴史に)名前を残せるのはうれしい」と笑顔。厳しい守備で最終ラインを支えた岩政は「いいシーズンだと思うけど、完ぺきじゃないと思っている。次は“11冠”。次を目指していく」。数年前までの黄金期とはまた違う、新たな「常勝・鹿島」をつくっていくことを誓った。

(取材・文 吉田太郎)

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