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元ブラジル代表の28歳オスカルが中国代表に? ブラジルを捨てることもいとわないと発言

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元ブラジル代表MFオスカルが中国代表に?

 上海上港の元ブラジル代表MFオスカルが中国代表でのプレーに前向きな姿勢を示している。国際サッカー連盟(FIFA)がルールを変更した場合、ブラジルのパスポートを捨てて中国でプレーすることもいとわないと語ったことを中国『チャイナネット』が伝えた。

 現在28歳のオスカルは2017年1月、チェルシーからアジア史上最高の6000万ユーロ(約74億円)で上海上港に完全移籍。これまでクラブ通算124試合に出場し、39ゴール66アシストを記録している。ブラジル代表では2011年9月に国際Aマッチ初出場。代表48キャップ目を刻んだ2015年11月が最後のプレーとなっている。

 オスカルは2014年ブラジルW杯を含む公式大会に出場しているため、FIFAの現行ルールでは代表チームを切り替えることはできない。しかし、FIFAが国籍変更に関する規則を変えた場合、中国代表でのプレーを検討するかどうかを国営放送局『CGTN』に質問されたところ、次のように答えたという。

「中国では誰もが僕のプレーの良さを理解している。もし最終的に中国代表が良いMFを必要としていて、規則も変わってくれれば、僕は力になれると思うよ」

 中国は近年、カタールW杯出場を目指して外国人選手の帰化を推し進めている。1人目は広州恒大のブラジル人FWエウケソンで、すでに国際Aマッチ4試合に出場して3ゴールを記録。その後、少なくとも2人のブラジル人選手が新たに帰化したと同メディアは伝えている。

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