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名古屋、選手寮の調理スタッフが新型コロナ陽性→38.5度発熱「濃厚接触者はおりません」

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 名古屋グランパスは28日、前日27日にクラブ関係者100人を対象に実施したPCR検査の結果、選手寮の運営を業務委託している調理スタッフ1人から新型コロナウイルスの陽性反応が確認されたと発表した。クラブ内や選手寮のスタッフに濃厚接触者はいなかったという。

 名古屋では25日までに、2選手を含む関係者3人の感染が判明。濃厚接触者の特定が間に合わなかった26日のJ1第7節広島戦が中止となった。これを受けてクラブは27日、トップチーム関係者100人を対象に独自でPCR検査を行っていた。

 発表によると、調理スタッフは検査日の27日にも選手寮で勤務。マスクと手袋着用の上、選手寮内の食堂での盛り付けや食事の配膳、洗い物をしていたという。同日は体温36.7度だったが、陽性判定後の28日には38.5度の発熱が見られたという。

 名古屋は公式サイトで「業務委託先につきましては、これまで農林水産省対策本部が定めるガイドラインや一般社団法人日本フードサービス協会等が定めるガイドラインおよびクラブが定めた独自のガイドラインに沿って業務にあたっていただいておりました」と説明した上で「寮内に濃厚接触者はおりませんでしたが、感染が広がらないよう引き続き選手・スタッフの体調の変化等経過観察してまいりますす」と報告している。

 調理スタッフは、すでに感染が判明していたDF宮原和也とトップチームスタッフとは接点がなく、寮に居住しているMF渡邉柊斗とは濃厚接触に該当しないという。クラブはあわせて「今回の検査結果や行動履歴に基づく専門家のご意見では、宮原選手・渡邉選手・トップチームスタッフの間で感染が広がった可能性は低いということです」と見解を伝えている。

 なお、その他のトップチームの選手・スタッフは全員が陰性だった。

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