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右足負傷のボローニャ冨安健洋、今季閉幕待たずにチームを離脱か…伊紙報道

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ボローニャDF冨安健洋

 ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋が一足早くチームを離脱すると、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が28日に報じている。

 昨夏、シントトロイデンからボローニャへとステップアップを果たした冨安。加入直後から右サイドバックでレギュラーの座を勝ち取ると印象的な活躍を示し、不動の地位を築いた。指揮官のシニシャ・ミハイロビッチは21歳の日本代表DFを高く評価。リーグ中断明けの過密日程の中でも冨安を決して外さず、イタリア紙は「ミハイロビッチはケガを回避するために何度も彼に休養を与えることを考えたはずだが、これまでのところ常に彼を頼っている」などと分析し、21歳DFのフィジカルコンディションを案じていた。

 そんななか、冨安はリーグ再開以降、先発出場9戦目となった21日のアタランタ戦(1-0でアタランタが勝利)の74分に右太ももを負傷。23日の精密検査の結果、ハムストリングに損傷が見られ、全治2週間との診断を受けた。ボローニャでは、26日のレッチェ戦、29日のフィオレンティーナ戦、さらに8月2日に予定されている最終節のトリノ戦が残っていたが、冨安は今シーズン中の復帰が絶望的となっていた。

 イタリア紙は28日、ボローニャの動向について報道。「トミヤスは日本で治療へ」との見出しを掲載し、冨安がシーズン閉幕を前に一足早くチームを離れ、日本で治療を続ける可能性を伝えた。なおセリエAの来シーズンの開幕は9月12日もしくは19日の予定。ボローニャはこれに先駆け、20日から30日頃まで合宿を行う見通しとなっている。

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