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感染者続出でスペイン1部昇格が消滅…フエンラブラダ指揮官が悲痛な訴え「我々は犯罪者ではなく病人だ」

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最終節の開催を求めたホセ・ラモン・サンドバル監督

 フエンラブラダ(スペイン2部)のホセ・ラモン・サンドバル監督が中止となった最終節デポルティボ戦の開催を強く要求した。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じている。

 フエンラブラダは昇格プレーオフを狙える位置につけ、20日にスペイン2部最終節のデポルティボ戦に臨む予定だった。しかし、当日に複数の選手やスタッフに新型コロナウイルスの陽性反応が出たことが判明。キックオフ直前に同試合のみが延期となった。代替日は27日に設定されたが、フエンラブラダ内でさらに感染が拡大したことで、リーグ側は26日に試合中止を決定。これにより、フエンラブラダのプレーオフ進出の可能性が消滅し、クラブは公式サイト上で抗議を行っていた。

 現在はプレーオフに進出したサラゴサやアルメリアといった2部クラブだけでなく、1部ではセビージャにも感染者が出ている。サンドバル監督は29日に『デポルテス・コープ』を通じ、「他のチームでも同じことが起きている。我々は自分たちに何が起こったかを覚えているし、今は彼らが困難な瞬間を迎えることを知っている」と言及。「フィールドでプレーしたい」と改めて最終節の開催を訴えるとともに「我々は犯罪者ではなく、ラ・リーガの全てのプロトコルに従っている病人だ」と主張した。

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