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FA杯決勝直前のチェルシーに朗報、“中盤の要”MFカンテが負傷から復帰

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負傷していたMFエンゴロ・カンテが復帰

 FAカップ(国内杯)決勝は1日に行われ、チェルシーアーセナルが対戦。チェルシーのフランク・ランパード監督は負傷していたMFエンゴロ・カンテの復帰を明かしている。

 チェルシーは7月19日にFA杯準決勝でマンチェスター・ユナイテッドと対戦し、3-1で勝利。今季3度の対戦はいずれも敗戦を喫していたが、4度目にして初の白星を手にし、2シーズンぶりの優勝に王手をかけた。

 大一番を前に、ランパード監督は会見でカンテ復帰を明かす。カンテは7月4日のプレミアリーグ第33節・ワトフォード戦で右足ハムストリングスを負傷。戦線離脱していたが、約1か月ぶりに練習にも復帰した。クラブ公式サイトで、指揮官は会見で「エンゴロ・カンテとウィリアンはメンバーに入る」と明言。先発起用は不透明だが、優勝への好材料になる。一方で、ランパード監督は不安材料としてMFルベン・ロフタス・チークのメンバー外も伝えた。

 決勝の相手であるアーセナルは準決勝でマンチェスター・シティを撃破。指揮官は「ほとんどの人はマンCが勝つことを予想しただろうけど、アーセナルの集団としての、そして個人の能力を知っていれば、ああいう試合でも勝てるというのはわかってた」と納得の様子だ。新指揮官ミケル・アルテタについて「彼はよくやっていると思う。選手と話し関係を築いてチームとして前進しようとする。外から見ると、彼は素晴らしい仕事をしていると思う」と褒め称えてみせた。

 チェルシーはプレミアリーグで4位に食い込み、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権を獲得。一方、アーセナルは8位に終わっており、FA杯優勝でヨーロッパリーグ出場への扉を開くことができる。ランパード監督はそのモチベーションの差にも言及している。

「アーセナルにとってそれがプレッシャーになるか、良いことなのか悪いことなのかわからない。それは彼らの問題だ。個人的には勝てばELに行けるのだから良いことだと思うけどね」

「先週に欧州CL出場権を獲得したことがネガティブな影響を与えないようにしないといけない。この試合はチェルシーにとって重要なものだし、全力を注がなくてはならない」

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