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遠藤渓太はウニオン今夏最初の合宿に間に合わない見通し…監督「しっかり行き着いてほしい」

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ブンデスリーガに挑戦するMF遠藤渓太

 日本代表MF遠藤渓太は期限付きで横浜F・マリノスからウニオン・ベルリンに移籍。新天地のウルス・フィッシャー監督は同選手がトレーニングキャンプの合流に間に合わないことについて言及した。

 ウニオンは、オリヴァー・ルーネルトGM(ゼネラルマネジャー)が先日のクラブ公式ウェブサイトでの声明で、「ケイタは、そのスピードやテクニックで我々の力になってくれる素晴らしい能力を持つとても興味深い選手だ」と大きな期待を口に。一方で、同選手は週明けに新シーズンに向けて始動し、30日からの4日間の今夏最初のプレシーズンキャンプには間に合わない見通しとなっている。

 だが、フィッシャー監督は遠藤の合流が遅れる件について焦りは示さず。『ベルリーナ・モルゲンポスト』が紹介したコメントでは「今ここにいる選手たちと働くつもりだ」と語ると、遠藤に関しては「我々は彼にはとにかく気持ち的にもしっかりとベルリンに行き着いてほしい。そのためにはおそらくある程度の時間が必要だろう」と続けている。

 遠藤は移籍前のラストマッチとなった26日の北海道コンサドーレ札幌戦で先発入りも17分には負傷交代。大事には至らなかったが、その数日後には初の海外挑戦に臨むため新たな環境へと出発することに。フィッシャー監督はそんな騒がしい日々を送る22歳の同選手の心境も配慮して、順応を急かすことはないようだ。

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