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開幕5連敗後は3戦負けなし…清水クラモフスキー監督「次につなげていきたい」

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敵地で勝ち点1を獲得した清水エスパルス

[8.1 J1リーグ第8節 浦和1-1清水 埼玉]

 開幕から5連敗を喫した。スタートダッシュに失敗したものの、第6節鳥栖戦(△1-1)で今季初となる勝ち点を獲得すると、前節大分戦(○4-2)で待望の初白星。そして、今節は浦和のホーム・埼玉スタジアムに乗り込んだ。

 序盤からボールを保持して試合を進める。最終ラインからボールをしっかりつなぎながら、隙が生まれたサイドに展開。右のFW金子翔太、DFエウシーニョ、左のFW西澤健太、DFファン・ソッコを経由して好機を生み出そうとした。前半42分には金子が送ったクロスからMF後藤優介が決定的なヘディングシュートを放つも、GK西川周作のファインセーブに阻まれてしまった。

 後半9分にはミスから浦和に先制点を献上してしまうが、選手交代を行って活性化を図りながら流れを引き戻そうとする。すると、後半41分、MF鈴木唯人が蹴り出したCKからDFヴァウドが放ったヘディングシュートははね返されながらも、相手のクリアが小さくなったところを見逃さずに二次攻撃。MF中村慶太が右サイドを勢いよく突破すると、クロスボールをヴァウドがヘディングで突き刺して土壇場で同点に追い付くことに成功した。

「良いゲームだったと思う。前半は支配でき、複数のチャンスを作れた。決め切るところを決めていれば良かったし、後半は残念な形で失点したが、最後まで諦めない姿勢を出せた」(ピーター・クラモフスキー監督)

 5連敗後は1勝2分と3戦負けなし。最下位を脱出することにも成功した。「勝ち点3を取れなかったのは残念だけど、勝ち点1を今後につなげていきたい」(クラモフスキー監督)とさらなる高みを目指していく。

(取材・文 折戸岳彦)
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