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J1初ゴールも“OG疑惑”で喜べず…FC東京FW原大智「次は正真正銘のゴールを」

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J1初ゴールを決めたFC東京FW原大智

[8.1 J1第8節 FC東京2-3鳥栖 味スタ]

 FC東京のFW原大智は後半41分、終盤のパワープレー攻勢をウイングのポジションで牽引し、力強い競り合いから1点を返すゴールを決めた。場内アナウンスでは相手のオウンゴールとされ、取材に「感触はあった」と訴えていたが、試合後の公式記録では訂正されてJ1初ゴールが認められた。

 2点ビハインドで迎えた後半24分、FW永井謙佑との交代でピッチに送り出されると、17分後にゴールが生まれた。「1点取って来いという声をもらったので、1点を狙って入った」。チームは前線に圧力を強めていく中、右サイドからのクロスを相手GKがパンチングミス。浮き上がったボールにプレッシャーをかけ、最後は191cmの大きな身体で押し込んだ。

「GKがはじいてチャンスがあると思ったので、GKに身体をぶつけて何かが起こるようにした」。昨季はFC東京U-23の一員として参戦していたJ3リーグで19ゴールを記録し、得点王を受賞した21歳にとってはこれがJ1初ゴール。第6節のJ1デビュー戦以降はアウェーゲームが続いていたため、味の素スタジアムでの初となるJ1リーグ戦出場で決めた。

 それでも試合後の取材ではオウンゴールという記録がつけられていた上、チームは敗れたということで「勝ちにつながるゴールじゃないと意味がない」と厳しい表情。「次は正真正銘のゴールを入れたい」と意気込んだ。

(取材・文 竹内達也)
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