【埼玉】
埼玉栄(SAITAMA SAKAE)

[回数]
初出場

[全国選手権]
3○2ルーテル学院(熊本)
1●2高川学園(山口)

[チーム紹介]
　並み居る強豪を抑え、今季埼玉県内4冠(新人戦、関東大会予選、総体、選手権)を果たした実力十分の新鋭だ。元浦和のエスクデロ総監督の下、アルゼンチン流のつなぐサッカーを浸透。攻撃サッカーで名門・武南などを撃破して全国へ駒を進めてきた。

[注目選手]
●MF砂川太貴世(3年)
攻撃サッカーを掲げる埼玉栄の10番。MF町田也真人(3年)とのコンビネーションは抜群。
●DF三枝塁至主将(3年)
初出場軍団を支える闘将。対人プレーに強いCB

[予選決勝VTR]
●埼玉栄1-0(延長)正智深谷
　攻撃的スタイルの両チームの対戦だったが、互いの守備能力の高さが目立つ展開に。埼玉栄はMF矢野、MF菊地の両ワイドが高い位置から攻撃を仕掛けるが深谷のゴールをこじ開けることができない。それでも延長前半6分、途中出場のFW鈴木が自ら倒されて得たPKをゴール右へ決め先制。埼玉栄が1-0で勝ち、初優勝を果たした。

[予選決勝スタメン]※数字なしは3年
GK
柳沢昇一
DF
三枝塁至、堀内裕太、田中優、酒井大登
MF
小野宏太、矢野裕貴、町田也真人、砂川太貴世、菊地渉
FW
伊波絢

(文　吉田太郎)