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ボーンマス4部→1部躍進の立役者…42歳ハウ監督が退任「一生続く思い出を残せて幸せだ」

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ボーンマス退任が決まったエディー・ハウ監督

 来季のチャンピオンシップ(イングランド2部)降格が決まっているボーンマスは1日、エディー・ハウ監督がクラブを去ることが決まったと発表した。ハウ監督はクラブがリーグツー(4部)に在籍していた2008年に31歳で暫定監督に就任し、途中退任を経ながらプレミアリーグまで導いた躍進の立役者。クラブのトップは「彼はクラブのアイデンティティと歴史の変革を支えてきた『伝説』だ」と称えている。

 選手時代にはボーンマスで300試合以上に出場したハウ監督は2008年末、当時リーグ・ツーだったクラブの暫定監督に就任。最下位のチームを立て直すと、09-10シーズンも引き続き指揮を取ってリーグ・ワン(3部)に導いた。2011年1月には手腕が評価されて当時チャンピオンシップ(2部)のバーンリーに加入したが、12年10月に退任。再びボーンマスに帰ってきた。

 そこから快進撃は始まった。就任初年度の12-13シーズンはリーグ・ワンで2位に輝き、1989-90シーズン以来の2部リーグに導くと、13-14シーズンは残留を達成。さらに14-15シーズンにはチャンピオンシップを初制覇し、旧制度時代を含めてクラブ史上初の1部昇格を果たした。プレミアでは5シーズンにわたって在籍し、16-17シーズンには9位躍進も成し遂げた。

 ところが今季は序盤こそまずまずの滑り出しを果たし、第11節ではマンチェスター・Uを倒したものの、そこから5連敗。敵地チェルシー戦の勝利で連敗を脱出したが、年末年始にも無得点での4連敗を喫するなど、沈んだところから立ち上がれない試合が続いた。そして中断期間を挟んで5連敗を喫すると、最終節ではエバートンを倒したものの、他会場の結果により降格が決まった。

 クラブによると、ハウ監督とは双方合意の上で契約解除に至ったという。42歳の指揮官は公式サイトで声明を発表し、「ボーンマスという街、ボーンマスというクラブが自分にとって何を意味するのか、言葉で示すことは難しい。選手として、そして監督として25年にわたって過ごしたクラブとの決断は最も難しいものの一つだった」と心中を明かした。

 その上で「自分がこのクラブに対して抱いている愛情はいつまでも残り続ける。だが、クラブが新たな方向に進むためにはいまが適切な時期だと感じている」と決断の理由を吐露。「われわれが過去10年間で歩んできた旅路はシンプルに信じられないほどのものだった。ともに達成できたことを誇りに思う」と感じた。

 またリーグ・ツーからの道のりを振り返ったハウ監督は「一生続く思い出を残してクラブを去ることができて幸せだ」とし、暫定監督就任当時のオーナーだったアダム・マリー氏への「31歳の私を信じてくれてありがとう」というメッセージを始め、クラブ幹部や一般職員、コーチングスタッフ一人ひとりに感謝を伝えている。

 ボーンマスのニール・ブレイクCEOも声明を発表し、「彼はクラブのアイデンティティと歴史の変革を支えてきたまさに『伝説』だ」とハウ監督を称賛。「この決定は軽いものではなく、数日間にわたって長い間議論してきた。個人的な友情もあるのでさらに困難だった」と述べつつ、「エディの将来が万事うまくいくことを願う。彼が家族と一緒に充実した時間を楽しめることを望む」と惜別の言葉を綴っている。

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