beacon

「勝てたことは良かった」山口蛍2発!!神戸が打ち合い制して3試合ぶり白星、札幌はリーグ再開後初黒星

このエントリーをはてなブックマークに追加

神戸が敵地で競り勝った

[8.2 J1第8節 札幌2-3神戸 札幌ド]

 ヴィッセル神戸が敵地で北海道コンサドーレ札幌に3-2で競り勝って、3試合ぶりの勝利を挙げた。札幌は開幕戦以来となる7試合ぶりの黒星となった。

 先制は札幌だった。前半29分、DF高嶺朋樹のアーリークロスをDFトーマス・フェルマーレンが頭に当てる。GKに戻そうとするが中途半端となり、これに反応したFW荒野拓馬がスライディングで流し込んでスコアを動かす。

 しかし直後の前半31分、神戸はエリア左で体の強さをみせてボールをキープしたFWドウグラスが右のスペースにパス。ここにいたMF山口蛍がシュートコースを作ってゴール左隅に蹴り込んで同点に追いつく。

 さらに前半45分、MFアンドレス・イニエスタが右サイドのDFの裏にロングパス。DF西大伍が折り返すと、ドウグラスが合わせて神戸が試合をひっくり返して前半を折り返す。

 ただシーソーゲームは後半も続く。3分、札幌はMFチャナティップの浮き球パスからチャンスを作ると、荒野がGK飯倉大樹と交錯しながらも先に触って押し込み、スコアをタイに戻す。

 どちらに転んでもおかしくないゲーム。そんな中で追加点は神戸が奪う。敵陣でボールを奪ったDF酒井高徳がゴール前に走り込む山口にラストパス。GKの位置を見極めた山口は冷静に蹴り込んで、勝ち越し点を奪った。

 2試合連続無得点だった神戸だが、今季最多タイとなる3得点を奪って3試合ぶりとなる今季3勝目をあげた。一方の札幌はリーグ再開後初黒星となった。

 試合後のフラッシュインタビューに答えた山口は「個人的なゴールは置いておいて、チームが勝てたことは良かった。でも90分を通していい試合をしたかと言うとそうでもない。アウェーでも自分たちの試合に持っていくのが大事。反省が多く出た試合だと思うので、また一週間、しっかりと修正して臨みたい」と話した。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2020シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP