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FA杯で負傷者続出のチェルシー…ランパード監督「すべての災いが一度に来たような一日」

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フランク・ランパード監督は悔しさを垣間見せる

 チェルシーは1日にFAカップ(国内杯)決勝でアーセナルに1-2で敗戦し、2年ぶりの優勝を逃した。フランク・ランパード監督が試合を振り返っている。

 プレミアリーグは4位に終わったチェルシーは2年ぶり9度目の頂点を目指すべく、FA杯の決勝に挑む。前半開始早々にFWクリスティアン・プリシッチの得点で先制したが、同28分にFWピエール・エメリク・オーバメヤンのゴールで追いつかれると、後半22分には逆転を許す。28分にはMFマテオ・コバチッチが退場し、数的不利のまま試合を終えた。

 さらに、チェルシーは前半35分にDFセサル・アスピリクエタが、後半開始早々にプリシッチが負傷退場。途中出場のFWペドロ・ロドリゲスも終了間際に肩を痛めるなど、満身創痍となってしまった。

 クラブ公式サイトでは、ランパード監督は負傷者が出たことを嘆きつつも「多くの試合をこなした選手たちは、できることすべてを出し切った。今日のことを考えすぎる必要はない」と選手たちをねぎらう。「もちろん残念な結果となったけど、シーズン全体で見ると、リーグでトップ4に入ったことは称賛に値する」とシーズンを振り返り、「今日勝っていれば有終の美を飾れたがそうはいかなかった」とほんの少しの悔しさも滲ませた。

 チェルシーは負傷離脱していたMFエンゴロ・カンテもベンチ入りを果たしたがピッチには出られず。FWウィリアンやMFルベン・ロフタス・チークもメンバーから外れている。指揮官は「言い訳は言いたくない。チームは良いプレーを見せることができなかった。だけどすべての災いが一度に来たような一日だった」と語っている。

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