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大学合同トライアル山梨会場でアピールした選手たち「みんなサッカーを続けたい」「また機会があれば」

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シュートを打つMF三浦菖瑚(AC長野パルセイロユース)

 高校生サッカー・大学合同トライアル-THE CHALLENGE-supported by 森永乳業が5日に開幕した。会場となった山梨県の帝京三高サッカーグランドには近県の高校生24名が集結し、集まった11大学13名のスカウトの前で必死のアピールをした。

●MF石川昇永(日本航空高)
「山梨のライバルの人たちとプレーできて楽しかった。でも全力を出せなかったので、チームに帰ってもう一回練習したいと思います」

―トライアルに参加しようと思ったきっかけは?
「第一希望の大学がスカウトに来ると聞いたので、参加しようと思いました」

―日本航空高では副キャプテンを勤めているということですが、コロナ禍の影響は感じますか?
「コロナ明けで走りの部分で体力が落ちていた。今は残り半年間、みんなで頑張ろうと話し合っています」

―チームメイトと進路の話はする?
「みんなサッカーを続けたい、関東の強い大学に行きたいという話をしています」

―高校選手権にかける思い。
「まだ(開催されるか)分からないですけど、信じてやればいい結果がついてくると思う。信じて頑張りたいと思います」

●DF及川青空(帝京三高)
「普段一緒にやっていないので、守備は整理されていないとゼロで抑えることはできない。だからアップから声をかけて、整理ができた守備を心掛けた。でも失点してしまってなかなか整理できない中でメンタル的に落ちてしまった。これも一つの経験としてチームに帰ってやり直したいと思います」

―進路について考えていること。
「大学でサッカーをするなら強いところでやりたいので、トライアウトはいい機会だと思って参加しました。チームでやっているだけでは得られない刺激があった。今日はいろんな選手とやれてよかったです」

―国体に出場した経験はいきている?
「自信はこの3年間でついたけど、国体では最後の5分まで勝っていたのに追いつかれてPK負けだった。全国で勝ち切れない悔しさは残っている。そこは出ることが出来れば晴らしたい。自分自身足りないところもたくさんあるけど、長所の身体能力を生かしながら細かい所を磨いていきたいと思います」

●GK菅谷人輪(AC長野パルセイロユース)
「最初は固かったんですけど、いつも通り出来ました。また機会があれば参加したいと思います」

―身長191cmの長身をアピールしていきたい。
「今は身長だけ。ハイボールで勝って、そういうところで目立ちたいと思っています」

―進路の希望はある?
「まだ具体的には決めていないけど、強いところに行きたい」

―今の課題はどこだと思いますか?
「キックが飛ばない。キックが安定しないので、練習していきたいと思います」

●MF三浦菖瑚(AC長野パルセイロユース)
「自分の特徴のキープとか視野(の広さ)はもう少しアピールできたのかなと思う。それについては全然だったのではないかと思います」

―進路は大学一本?
「トップチームの練習にも誘われるんですが、進路は大学でもう一回やってからトップに挑みたいなと思っています」

―進路のイメージはありますか?
「名古屋の大学に行きたいと考えています。父の実家が名古屋市にあるので、経済的なことを考えても名古屋の大学に進みたいと思っています」

(取材・文 児玉幸洋)
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