トッテナムがワトフォードのFWトロイ・ディーニー獲得に興味を持つようだ。イギリス『ワトフォード・オブサーバー』が伝えた。

　今シーズン、前線の層の薄さに泣かされたトッテナム。1月1日にFWハリー・ケインが重傷を負うと、代役を見つけられずに挑んだ年明けは失速する。それでも、新型コロナウイルスによる中断が幸いし、ケインが復帰した再開以降は息を吹き返して6位フィニッシュを飾った。

　これを受け、ジョゼ・モウリーニョ監督は今夏の移籍市場でセンターフォワードの獲得を優先すると考えられている。先日に若手のトロイ・パロットをミルウォールに期限付きで放出した同クラブは、ワトフォードの主将ディーニー獲得に向けてすでに交渉に挑んでいるようだ。

　イギリス『デイリー・メール』によると、双方のクラブは32歳ストライカーの期限付き移籍に向けて交渉を行っており、ローンでの1シーズンで結果を残せば、ワトフォードとの契約が満了を迎える来夏にトッテナムにフリーで加入する可能性がある。

　2010年にワトフォードに加入したディーニーは、2014-15シーズンのプレミアリーグ昇格や昨シーズンのFAカップ決勝進出に貢献。しかし今シーズン、同選手自身は3シーズンぶりにリーグ戦2桁得点をマークしたものの、チームは19位とチャンピオンシップへの降格が決まった。これを受け、最終節後に同クラブでの将来が不透明であることを明かしていた。

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