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「イ・ガンインと僕は犯人扱いされた」マンC加入トーレスがバレンシア時代を激白

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バレンシアの下部組織出身のMFイ・ガンインとMFフェラン・トーレス

 バレンシアからマンチェスター・シティに移籍したFWフェラン・トーレス(20)が、トップチームで苦しんだことを明かした。英『デイリー・メール』が伝えている。

 今夏の移籍市場で“人気銘柄”の一人だったトーレスはレアル・マドリーやバルセロナ、マンチェスター・ユナイテッド、ユベントスなどビッグクラブによる争奪戦の末、シティ移籍が決定した。

 2000年2月29日生まれの20歳はバレンシアの下部組織で育ち、17年11月にトップデビュー。昨シーズンは公式戦44試合出場6ゴールを記録するなど、大きな成長を遂げた。

 シティ移籍が決まり、注目を集めるトーレスはスペイン『マルカ』のインタビューでバレンシア時代を振り返り、主将のMFダニエル・パレホについて、「僕にとってはいいキャプテンではなかった」と本音をぶちまけている。

「3年経った今は精神的に強くなったけど、17歳のときは違った。パレホは素晴らしい選手だけど、僕と関係性を築いてはくれなかったんだ」

「17歳でトップチームに参加した頃、彼が僕に『おはよう』と言ってくれるまで何週間もかかったよ」

 さらに、2018-19シーズンにコパ・デル・レイ優勝へと導いたマルセリーノ・ガルシア・トラル監督が昨シーズン序盤に解任されたことで、トーレスは韓国代表MFイ・ガンイン(19)とともに酷い扱いを受けたことを激白。マルセリーノは開幕から3試合で解任されたが、若手起用に慎重だったことでピーター・リム会長と対立したという報道もあった。当時、恩師の電撃解任にショックを受けた選手たちの怒りの矛先は若手選手に向けられたようだ。

「彼は僕にとってはいいキャプテンではなかったと思う。マルセリーノの解任で最悪の事態が訪れた。イ・ガンインと僕はロッカールームで犯人扱いされた。僕たちは数週間、彼らと会話してもらえなかったんだ」

 アカデミー時代から同僚だったイ・ガンインも今夏の移籍を希望しているが、去就は未定。トーレスはクラブに対して、「僕と同じ過ちをしないでほしいと願っているよ。イ・ガンインは辛い時間を過ごして孤独な思いをした。愛と信頼が必要だ」と訴えている。

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