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大学トライアルで強さ発揮の長身レフティー、共愛学園FW須藤倫汰は仲間の分も大学での活躍誓う

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共愛学園高FW須藤倫汰は高さと強さを武器にアピール

 新型コロナウイルスの影響でアピールの機会を失った高校生たちの進路をサポートするために発足、開催中のプロジェクト「高校生サッカー・大学合同トライアル-THE CHALLENGE- supported by 森永乳業」は、無名の高校生選手たちを発掘する場となっている。

 今年の新人戦群馬4強、昨年度はインターハイ予選、選手権予選ともにベスト16で敗れている共愛学園高FW須藤倫汰は群馬会場で注目された一人だ。180cmの長身で左利き。シュート精度こそ欠いていたものの、身体の強さを活かしたボールキープ、ポストプレーを発揮していた。

 須藤には「(共愛学園では高校までで)みんなサッカー辞めて続ける人が少ないので、自分は大学でサッカーをして結果を残してみんなを喜ばせたい。レベルの高い大学でサッカーをしたい」という目標がある。

 中学時代、高校進学後もトレセン歴は無いものの、この日可能性を見せて大学やJクラブからも評価されていたFWが、この「高校生サッカー・大学合同トライアル-THE CHALLENGE- supported by 森永乳業」をきっかけにチャンスを掴む可能性は十分にある。

 須藤は「自分の持ち味を出せたので良かったですし、今後に繋がるプレーがあったと思います。キープまでは行けたんですけれども、シュートがあまり良くなかったのでそこを改善したい。身体の強さを上げたいし、点獲るところを磨いてやっていきたい」。憧れのFWロベルト・レバンドフスキ(バイエルン)のように、決定力を日々高めながら、大学からの吉報を待つ。

(取材・文 吉田太郎)
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