元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロ氏が、アンドレア・ピルロ氏のユベントス指揮官電撃就任についてコメントした。

　リヨンを前にUEFAチャンピオンズリーグ敗退に追い込まれたユベントスは、一夜明けた8日にマウリツィオ・サッリ監督の解任を決断。後任として、先月にU-23チームの指揮官に就任することが発表されていたピルロ監督をそのまま昇格させることが決まった。

　ユベントスの最多得点記録と最多出場記録を保持し、現役時代にピルロ監督とも共にプレーしたデル・ピエロ氏は、イタリア『スカイスポーツ』で今回の人事について言及。「ここ数年、元選手が監督を務めることの認識が変わってきている。以前はある程度の経験を積んでからという感じだったけど、インザーギ兄弟やガットゥーゾなども素晴らしいチームを構成しているしね」と肯定的に捉え、以下のように続けた。

「アンドレアとジネディーヌ・ジダンを比較すること? それはどうだろうね。ジダンはBチームを指揮したし、アンチェロッティのアシスタントコーチとして経験を積んだ」

「とはいえピルロは環境や選手、そしてユベントスのことをよく知っている。就任はサプライズだったけど、素晴らしいことをやってのけることを祈っているよ」

　ピルロ監督は現役時代、2011年にミランからフリートランスファーでユベントス入り。4シーズンで公式戦164試合に出場し、すべてのシーズンでスクデットを獲得した。

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