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「素晴らしいフィニッシュだった」鈴木優磨の先制弾を“本田の恩師”が称賛「少し気になったのは…」

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開幕戦で先制ゴールを奪ったFW鈴木優磨

 シントトロイデンは9日、ベルギー・リーグ第1節で昨季2位のゲントをホームに迎え、2-1で競り勝った。初陣を制したケビン・マスカット新監督のコメントをベルギー『フットバル・クラント』が伝えている。

 マスカット監督は2013年から19年までオーストラリアのメルボルン・ビクトリーを指揮。2018-19シーズンに在籍したMF本田圭佑(現ボタフォゴ)を指導した経験も持つ。今年6月から指揮を執るシントトロイデンでの初陣の相手は、昨季2位の強豪ゲントとなった。

 チームは前半2分にいきなり先制。左サイドのDFポル・ガルシアからのクロスがファーに流れると、フリーで飛び込んだFW鈴木優磨が右足で第1号弾を挙げた。

「1分過ぎに生まれたあの先制点は、非常に良いゴールだった。良いスペースが作られ、良いクロスと素晴らしいフィニッシュだった。その後、前半はいくつかの良いチャンスがあった(中村とコリディオ)。ハーフタイム時点で1-1のスコアになってしまったのは少し気になったね」

 先制後にFW中村敬斗やFWファクンド・コリディオが決定機を迎えながら決め切れず、同点に追いつかれて前半を終えたシントトロイデン。それでも後半15分にコリディオが勝ち越しゴールを挙げると、そのまま2-1で逃げ切り、開幕戦を白星で飾った。

 シントトロイデンの新指揮官は「私のチームは、この9週間で多大な労力を費やしてきた。彼らにとって、とても嬉しいことだ。戦術レベルでも彼らが見せたメンタルとエネルギーは、私に多くの満足感を与えてくれた」と喜びを語っている。

 次節は16日に開催され、開幕2連勝を狙うシントトロイデンはアンデルレヒトの本拠地に乗り込む。

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