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PK前に相手と異例の“長尺トーク”…清水FW金子が会話内容を明かす「彼と面識はありませんでしたが…」

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札幌MF荒野との会話内容を明かしたFW金子翔太

[8.8 J1第9節 清水3-1札幌 アイスタ]

 清水エスパルスは8日、ホームで行われたJ1第9節の北海道コンサドーレ札幌戦で3-1の勝利を収めた。

 この試合で話題となったシーンがある。FW金子翔太がPKを蹴る前に、札幌MF荒野拓馬と話し込んでいた場面だ。

 清水は前半アディショナルタイム、左サイドのDFファン・ソッコの折り返しから金子が左足でシュートを放つと、スライディングでブロックを試みたMF菅大輝の手に当たり、PKを獲得。ボールをセットした金子が長い助走を取って主審のホイッスルを待つ中、ペナルティーアーク付近で金子の横に並んだ荒野がしきりに何かを話していた。

 金子は10日に自身のツイッター(@jfa_shota8)を更新し、その時にかけられた言葉を明かしている。

「PKを蹴る前に荒野選手になんて言われていたのか教えてください!と沢山の方からコメント頂きました。『右下蹴るね?』『金子君が蹴るの?』『今年これ決めたら何点目?』と1分間程話をしてたと思います。笑」

「ちなみに荒野選手とは面識はありませんでしたが、ゴール後は『ナイスゴール』と言ってくれました」

 清水の25歳FWは冷静にGK菅野孝憲の逆を取って右足でゴール左に沈め、7試合ぶりとなる今季2得点目をマーク。チームは一時1-1と同点に追いつかれたが、後半40分にMFヘナト・アウグスト、同アディショナルタイム3分にFWカルリーニョス・ジュニオが決め、退場者を出した札幌を3-1で振り切った。

 Jリーグ副理事長の原博実氏も金子と荒野の会話内容が気になっていたようだ。11日に自身のツイッター(@iijikantai)で「どんなやり取りをしていたのかずっと気になっていた」とつづり、「金子が笑顔で答えていたので余裕あるなと思ってた」と、その強心臓ぶりを称えた。

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