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リネカー「これは言っていいのか…」レアル撃破に貢献したスターリングの奇妙なモチベーションの高め方

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8強進出に貢献したFWラヒーム・スターリング

 マンチェスター・シティのFWラヒーム・スターリングはUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の決勝トーナメント1回戦第2戦に向け、変わった方法でモチベーションを上げていたようだ。スペイン『マルカ』が「スターリングの奇妙なモチベーションの高め方」と題して伝えている。

 2月に敵地で行われた第1戦を2-1で制していたシティは、今月7日の第2戦でホームにレアルを迎え撃った。前半9分にPA内左でFWガブリエル・ジェズスがDFラファエル・バランからボールを奪うと、ラストパスをスターリングが流し込み、先制に成功。同28分に1点を返されたが、後半23分にもジェズスがバランのミスを逃さず、2点目を奪った。2試合合計4-2とし、3シーズン連続でベスト8に駒を進めている。

 同紙によれば、チームを勢いづける先制弾を挙げたスターリングのモチベーションを高めたのは、ジョゼップ・グアルディオラ監督の言葉だけではなかったという。元イングランド代表ストライカーのゲーリー・リネカー氏が打ち明けている。

「これは言っていいのか、あるいはラヒームにとって秘密にした方がいいのかは分からない。だが、彼はBTに連絡をして、昨季に(準々決勝で)敗れたトッテナムとの試合のビデオを見せてほしいと頼んできたんだ」

「自分のパフォーマンスを確認するだけでなく、あの敗北の悔しさを思い出すためにね。このことからも、彼の同試合に対する思いの強さが分かる。もう二度と同じことを起こしたくないと思っていたんだ」

 シティは昨季、ホームで開催された欧州CL準々決勝第2戦でトッテナムと激しい打ち合いの末、4-3で試合を終えた。2戦合計スコアは4-4。しかし、アウェーゴール差で惜しくも涙をのんだ。スターリングはこの敗戦を教訓とし、悔しさを強烈なモチベーションとすることで、今回のレアル撃破に結びつけた。

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