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ルーキーFW細谷が1G1A! 柏が3連勝で決勝Tへ、高校生&大学生2人ずつ起用の大分は公式戦8戦勝ちなし

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FW細谷真大

[8.12 ルヴァン杯D組第3節 柏3-1大分 三協F柏]

 ルヴァンカップは12日、グループリーグD組第3節を行い、柏レイソル大分トリニータを3-1で破った。プロ1年目のFW細谷真大が1ゴール1アシストの活躍を見せ、3連勝での決勝トーナメント進出を果たした。

 新型コロナウイルスの影響を受け、6試合から3試合に短縮されたグループリーグの最終節。すでに前節で首位通過が決まった柏はサブメンバーを中心に起用し、リーグ戦不出場のGK滝本晴彦、MF鵜木郁哉、MF山田雄士が先発した。すでに敗退が決まった大分も2種登録のMF弓場将輝、FW屋敷優成がJリーグ初出場。高校2年生の屋敷は16歳9か月25日でクラブ史上最年少デビューとなった。

 試合は立ち上がりから大分が優勢を保った。前半10分、MF小塚和季のスルーパスに反応したFW渡大生が1対1から左足シュート。これは滝本のビッグセーブに阻まれたが、20分には右ストッパー起用のMF高山薫がスルーパスを送り、抜け出したMF松本怜の折り返しから屋敷がダイレクトシュート。41分にも小塚の右CKからDF羽田健人がヘディングで狙うなど、スコアレスで終わりながらもゴールに何度も近づいた。

 ところが後半開始時、柏はDF高橋祐治と山田に代わってDF古賀太陽と細谷を送り込むと、この交代が見事に的中した。まずは11分、MF戸嶋祥郎からのパスを受けた細谷が強引なドリブルから右足で狙うと、このボールがDF高畑奎汰に当たってそのままゴールイン。U-18から昇格1年目の細谷はこれがプロ初ゴールとなった。さらに13分、MF三原雅俊の縦パスを細谷がそらし、これに反応したMF北爪健吾が決め、リードを2点に広げた。

 柏の勢いはなおも止まらず後半25分、ショートコーナーから鵜木のクロスがニアサイドに入ると、北爪がこの日2ゴール目を頭で決めて3点リード。特別指定選手のMF井上健太(福岡大)、FW藤本一輝(鹿屋体育大)を起用して攻め込んだ大分は後半アディショナルタイム3分、井上の突破からボールがこぼれ、これを拾った渡がゴールに突き刺したが反撃はここまで。これで公式戦8試合勝ちなし(2分6敗)となった。

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