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宮市亮とのパートナーシップに期待の新加入ウインガー、過去のマッチアップでの印象を語る

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 今夏ベーエン・ビースバーデンからザンクト・パウリに渡ったFWマキシミリアン・ディトゲンは、FW宮市亮との共演に特に大きな期待を抱いているようだ。クラブが公式ウェブサイトに掲載したインタビューで明かしている。

 現在25歳のディトゲンはユース時代はシャルケやドルトムント下部組織などで過ごした左足利きのウインガー。U-20ドイツ代表まで各年代の代表に選出されるも、ここまでのキャリアでは3部や2部などでプレー。そして今夏には3部降格のビースバーデンからザンクト・パウリに渡ることになった。

 そんな同選手だが、自身のポジションについて「サイド問わずウイングでプレーすることを一番好んでいる。ここ数年間は主に左でプレーしていたけど、中央にカットインし、フィニッシュに持ち込むことが可能の右サイドもできる」と説明。一方で、ザンクト・パウリで主に右ウイングを務める宮市については次のように語った。

「ビースバーデンの選手として(ザンクト・パウリ本拠地)ミラントーアで対戦したとき、5バックの左側で出場したので彼とマッチアップしたんだ。とてもスピーディーで優れた技術を持つプレーヤーだと思う」

「リョウを相手に守るのはかなり難しいけど、それは僕たちにとって良いことだ。互いに上手く補い合うことができるかもしれないね。1人が自分のサイドを突破すれば、もう1人がスピードを生かしてクロスが向かう位置に動くことができるからね」

 近年、宮市を除いてウイングで結果を出し続ける選手が現れなかったザンクト・パウリ。ディトゲンの獲得でこの課題が解消されるのか、注目したいところだ。

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